デンドロビウム・キンギアナム(Dendrobium kingianum) ~一つひとつ~
- 2013/03/14(Thu) -
キンギアナム

部屋では強い香りが広がっている。
その源はデンドロビウム・キンギアナム。
白い小さな花で、舌の中にスパッタリングしたような赤紫のドットが見える。
一般的な蘭とは違って華やかさはなく、清楚で素朴な花だ。
こうして、時を知り、毎年咲いてくれる。

以前はよく、いい言葉に触れれば、それを筆で書いて壁に貼ったものだ。
筆跡までまねたりしながら、自分を励ますように。
今はそんなこともしなくなった。
しかし、ノートにだけは書き続けよう。

  窓あけた窓いつぱいの春   (種田山頭火)


キンギアナム 

みつを

本気

本気 
この記事のURL | 思い・感じ・考えたこと | CM(1) | ▲ top
| メイン |