ドウダンツツジ(灯台躑躅)  ~誰が私を…~
- 2017/11/14(Tue) -
ドウダンツツジ紅葉170

週間予報を見れば最低気温にマイナスの日も表れる。
去る秋と近づく冬。
隣り合う二つの季節。
見える聞こえる感じられることさまざまに。

新しい暦も届いた。
心持ちも穏やかな侘びから研ぎ澄ます張りへ。

ドウダンツツジは葉を深色に染める。

  晩秋の誰が私を暖める   (高澤晶子)

ドウダンツツジ紅葉171

ドウダンツツジ紅葉172

ドウダンツツジ紅葉173

ドウダンツツジ紅葉174
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クロ(柘榴の実) ~このあぢはひをたれとかたらん~
- 2017/11/13(Mon) -
石榴の実172

石榴の花が咲いたのは7月の初めだった。
紅一点の鮮やかな朱。
それからおよそ4ヶ月、花は実になった。

数日前に割れた。
果皮をYの字に三分割して。
中には瑞々しいルビーのような赤い粒。
蕊の数だけがそうなのだろう。

少しの酸味とやさしい甘味の実。

それを光太郎は木で彫り、次のように歌に詠み、そして智恵子が縫った白絹の袱紗に筆で認めた。
  ざくろの実ははなやかにしてやヽにがし このあぢはひをたれとかたらん
彼の「柘榴」は、常は智恵子のその愛と温もりの袱紗で包まれていたという。

私がそれを初めて見たのは昭和61年の5月、銀座のセントラル美術館『the光太郎・智恵子展』だった。
今年は私も木彫にする…、二人を追体験するというわけではないが。

   くれなゐの泪ぎつしりざくろの実  (和田知子)

石榴の実171

石榴の花171
                                   2017年7月6日
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イチョウ(銀杏落葉) ~迷うまま年月が過ぎ~
- 2017/11/12(Sun) -
銀杏黄葉177

昨日は風の強い日だった。
木々の葉が吹き散らされる。
銀杏も抗えず。

「銀杏の樹、伐ったら?」
そう家人に言われたのは三年前の落ち葉掃きをしていた時だった。
思案した。
一年延ばし、二年延ばし今日に至っている。
その間ギンナンはたくさん生った。
冬の、正月の料理に重宝であった。

そして今年、いつもの様に美しい黄葉姿の銀杏の樹。
眺めていて気がついた。
ギンナンを一つも見ることができない。
下にも落ちていない。
不思議だ。

甦る「伐ったら?」の声。
伐るべきか伐らざるべきか。
年明けに結論を出そう。

  黄葉して思慮ふかぶかと銀杏の木   (鷹羽狩行)

銀杏黄葉171

銀杏黄葉172

銀杏黄葉173

銀杏黄葉176
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ニシキギ(錦木の紅葉と実) ~葉と実をくれなゐに染める小春~
- 2017/11/10(Fri) -
錦木2171

錦木の紅葉は色鮮やかな赤でとても美しい。
なるほど“錦”を名に与えられるほどと、目を惹き付けられる。
古くから多くの人に賞美されてきたことも首肯ける。
青空を背景にするとそれはいっそうに際立ち映える。

ところどころに珊瑚のペンダントを思わせる光沢を持つ小さな実もある。
昔の若い人たちはそれを愛する人へのプレゼントしたのではないかと想像したりする。

葉も錦、実も錦。
私も小春を感傷の紅に染める。

   錦木の実もくれなゐに染るとは (後藤夜半)

錦木2172 - コピー

錦木2173


錦木の実171

錦木の実172
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カリン(花梨の実・榠櫨) ~「今年はどうしよう」~
- 2017/11/09(Thu) -
カリンの実171

艶やかで大きな黄色い実。
枝にへばりつくようにしてカリンが生る。
先の台風ではいくつもが落下した。
それを持ちこたえたものたちだ。

収穫したものは砂糖煮にする。
一瓶食べ終わればまた新たに作りと、春まで食卓に上った。

「今年はどうしよう」と言っている。
ごしたくなってきたのか…。

  おのが香を庭に放ちて榠櫨熟れ (金子伊昔紅)

カリンの実172

カリンの実173

カリン漬488
                              (2017年1月20日の砂糖漬)
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キイロヤマボウシ(黄色山法師の実) ~控え目な甘味~
- 2017/11/06(Mon) -
黄色山法師の実174

黄色山法師の実が落ちている。
大きいのはピンポン球くらい。
小さいのはウズラの卵くらい。
見上げる木にはまだいくつも。

皮を剥いて食べた。
米粒くらいの種が数個入っている。
果肉には少しの粘りがある。
控え目な甘味だ。
素朴で野山を感じさせる。

子どもの頃もよくいろいろな木の実を採って食べた。
木に登ったり、石垣の上からだったり。
環境も変わり、その時とはものは違っているが今も同じように楽しむ。

  よろこべばしきりに落つる木の実かな  (富安風生)

黄色ヤマボウシの実171

黄色ヤマボウシの実172

黄色ヤマボウシの実173
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ハナノキ(花の木) ~色もみ出づる~
- 2017/11/05(Sun) -
ハナノキ171

庭の花の木も紅葉してきました。
まだ少しオレンジが多いですが、この先赤く染まっていくでのしょう。

前回の台風でだいぶ散ってしまいました。
でも残る葉はいつもの様に色を揉み出してくれています。
虫食いのもありますが、それはそれでの趣です。

毎年、数枚を採って本に挟みます。
意味はありません。
ただそうしたいのです。
そうする自分でありたいのです。

   手に拾ふまでの紅葉の美しき (和田順子)

ハナノキ172

ハナノキ173

ハナノキ174
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マユミ(真弓の実) ~文化の日に~
- 2017/11/03(Fri) -
マユミの実171

真弓に薄いピンクの実。
くす玉のように割れて、中から艶々の赤い仮種皮。
ほんわか。

秋、木々がそれぞれの色と形の実を結ぶ。

毎日のほほんの私。

心を耕し、豊かな畑作りをしなくては…。

   しんじつを籠めてくれなゐ真弓の実 (後藤比奈夫)

マユミの実172

マユミの実173
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ハヤトウリ(隼人瓜) ~気がつけば十一月~
- 2017/11/01(Wed) -
隼人瓜171

隼人瓜を植えてからおよそ半年。
実は拳よりも一回り以上の大きさになった。
見ればまだ小指の先よりも小さなのもたくさん。
花の中ではアリたちが遊んでいる。

まずは数個を取る。
甘酢漬けにする。
コリコリとしたその歯ごたえ。
毎日でもいい。

  今日といふ十一月の得難き日  (稲畑汀子)

隼人瓜172

隼人瓜173

隼人瓜174
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マメガキ(豆柿・信濃柿・小柿) ~毎年訪ずれる海外からのかわいいお客さん~
- 2017/10/27(Fri) -
マメガキ171

ツッ、ツッ、ツッ、ツッ。
ああ、30年近くも聞き慣れたその声。

庭に出る。

いた。
光沢のある灰色の頭部とオレンジの腹部。
羽の黒には小さな白い三角紋。
今年もまた庭にジョウビタキ。

来てくれてありがとう。
私の秋にはいつも彼がいる。
春までお気楽にどうぞごゆっくり。

上を見ればたわわに豆柿。
この色ではまだ渋い。
あと一月待てば黒紫になる。
そうなるととても甘い。
それが好き。

人なつっこい彼の姿と話しかけるような愛らしい声を聞きつつ熟すのを待とう。

   豆柿をこころみて渋大いなり  (皆吉爽雨)

マメガキ172

マメガキ173

マメガキ174
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コムラサキ(小紫) ~雪の便り~
- 2017/10/25(Wed) -
コムラサキの実171

少し前に仙丈や塩見など、南アルプスに初冠雪があった。
そして昨日は志賀高原からも雪の便り。

空気の冷えが一段と進む。
じきに冬鳥たちもやってくるに違いない。

コムラサキが鮮やかな実を付けている。
この撓む枝に愛らしいジョウビタキの乗る姿が見られるのも近いはず。

  冷たしや式部の名持つ実のむらさき  (長谷川かな女)

コムラサキの実172

コムラサキの実173
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ヤマブドウ(一才山葡萄) ~美味しいというわけではないが~
- 2017/10/24(Tue) -
山葡萄174

少しの山葡萄を採った。
洗って小さな白い磁器に入れて出した。

2粒を口に入れてから家人は言った。
「食べるところが少ない。そんなに美味しくない」
不満げだった。

たしかに、甘くて美味しいというほどではない。
でも、その野趣というか、素朴な味わいが山葡萄らしくていいのだが。

私は器を持って一人部屋を移した。
肘をつきながら、一つひとつ親指と人差し指に挟んで、残りの全部を食べた。

   野葡萄のむらさきあはき思ひかな  (島谷征良)

山葡萄171

山葡萄172

山葡萄173
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カリン(花梨) ~台風の後に~
- 2017/10/24(Tue) -
台風の後で171

大型で強い台風は昨日未明に県内に最接近し、各地で警報や避難指示等が出た。
学校にも多くの休校をもたらした。
そして高速道路の通行止めやJRも不通区間が出たようである。

風が収まった朝、外に出ると庭には折れた枝やちぎられて葉が散乱していた。
色づき始めたカリンの実はいくつも落下している。

地面が濡れていて片付けたり掃いたりするのに時間が掛かった。
作業をしているとだんだん青空が広がってきた。
久しぶりに汗をかいて気持ちよかった。

しばらくすっきりしない日が続いていた。
これでようやく、目に映る景色にも深まる秋らしさが戻って来そうである。

 やはらかき陽をまぶたにす颱風過 (石川桂郎)

台風の後で172

台風の後で173
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ナツメ(棗) ~かたつむりがいた~
- 2017/10/21(Sat) -
ナツメの実171

そぞろに雨の中の花や木々を見て歩く。
澄んだ青を背景にした時と違う、しっとりとしたそして少し淋しげな表情があったりする。

棗がだいぶ割れている。
採るのをすっかり忘れていた。

大きめののを一つ口に入れた。
リンゴに似たほんのりの甘味と控え目な酸味がある。
私は好きなのだが、家人はそうでもないらしくほとんど手を出さない。

小籠を持ってきて摘んだ。

大きな蝸牛が枝に張り付いていた。
ミスジマイマイのように見える。
この場に似つかわしい。

洗って皿に盛った。
一つ二つ食べて「オイシイヨ」。
家人は反応しない。
昔から美容や老化防止にいいと聞くがもったいない。
今年も棗は私一人の胃袋に収まることになりそうだ。

    棗盛る古き藍絵のよき小鉢  (杉田久女)

ナツメの実172

棗とミスジマイマイ

ナツメの実173
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カキ(富有柿の収穫) ~豊作に感謝~
- 2017/10/19(Thu) -
フユウガキの収穫172

腰ビクをして柿を収穫する。

脚立を使い低い所から採っていく。
さらに木に移って、高いところのを採る。
柿の木は折れやすい。
無理せず安全第一。
ビクが満杯になる度に降りては空にしてまた登る。
およそ3時間半。
コンテナ4つ分。

いつものようにてっぺんに近いもの数個を残した。
木に感謝を込めて。
そして鳥君達の分として。
  
   柿もぎつ風にそむけば待ちが見ゆ (太田鴻村)
 
フユウガキの収穫171
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カエル(日本雨蛙) ~作業中にションベン~
- 2017/10/13(Fri) -
カエル170

野菜蔓を切って片付け、棚じまい。

支柱を取り外そうとした時、ちょこんと座るのが居た。
どうやら体色を灰色に変えた日本雨蛙。
バサバサ、ユラユラしていたはずなのに、まあ、よくも逃げず。
指の先は丸く膨らんでいる。
これが硝子窓にも止まれる究極の吸盤。
じっとして動かない。
いい顔をしている。
横からや後ろからや、どの角度から見てもその姿は絵になる。
しょうがないので、離れたところから外していく。
でも移動しない。
だんだんその横棒に近づく。
結わえた針金も取られ、棒も大きく揺らされる。
体の向きを変えたりするが場所を移るつもりはなさそうだ。
そこがいいのか。
と、ピュッと下半身から水が飛び出す。
ビックリ、まさにびっくり。
カエルのションベンを初めて見た。
めったにない体験というか、その光景にうれしくなる。
棒も残り僅かとなり、彼のその場もいよいよとなったとき、オクラの葉の上にピョンと飛び移る。
着地もピタッと決まり見事。

すべての支柱を抜き取り、束ねて仕舞う。

このあと、きっとカエルのションベンを、その瞬間を見ることはないだろう。
なにかいいことがありそうな気がする。

  やや高き枝に移りぬ雨蛙  (長谷川櫂)

カエル171

カエル172

カエル173

カエル174

カエル175
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カキ(富有柿) ~秋色の実り~
- 2017/10/11(Wed) -
フユウガキ171

柿が朱を増し、枝をしならせている。
秋の風情、秋の色だ。
そろそろ良さそう。
少し前から家人はせかせていた。
濃いのを三つ四つ採ってみた。
一つを割って剥く。
甘味は乗っている。
十分だ。
すべての収穫を今度の日曜日にしよう。

  朝の柿潮のごとく朱が満ち来  (加藤楸邨)

フユウガキ172

フユウガキ173

フユウガキ174
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ピラカンサ(Pyracantha・タチバナモドキ) ~電話と畑作業~
- 2017/10/10(Tue) -
ピラカンサの実174

連休は、いい秋日和だった。
遅くなったが、苦瓜とインゲンと琉球四角豆の棚を片付けた。

着替えてお茶を飲んでいたその時、電話が鳴った。
「もしもし…」
今年4月に“子ども食堂”を立ち上げた山岡さんのお母様からだった。
町の人々にも認知され、順調に利用者が伸びて活況を呈しているようである。
6月になって「食材となる野菜を自分達で育てててみたい」ということで相談があり、私の畑の半分をお貸しした。
しかし、あれこれと忙しいようで手が回らず、畑としての形になることなく放置されていた。
そして電話である。
「この時期にできる野菜は何かありますか?」
そう、山岡さん家族はこれまで野菜を育てた経験がほとんどない。
それゆえ、苗植えや種蒔きの適宜を把握できていないようだ。
とりあえず私の畑に来て、大根など、今育っている野菜の現状を見ていただくことにした。
植わっていない2畝はこれから先に玉葱と豌豆を植えることなども話す。

大根とターサイとほうれん草、それに春菊と小松菜の種は私が蒔いた残りがまだ十分あるので提供する。
発芽気温は20℃~25℃、この時期ぎりぎりのタイミングだが…。
急遽午後から一緒に畑作業をすることにした。
また作業着に着替え、支度をして、農具を用意する。

苦土石灰と堆肥だけは施してあるという。
しかし畝ができていない。
当然のことながら作ったこともない。
私が鍬で土を寄せ、レーキで整えて6つ作り、最後の一つは山岡さんのご主人に任せる。

種を手にとって実際にやり方を見せつつ説明する。
いよいよ親子3人で初めての種まき。
楽しそうに、そして真剣にやっている。
一箇所にかたまってしまったりする箇所が多く見られるが、これも経験だと。

水遣りや間引き、土寄せなど、このあとの作業について話す。

“子ども食堂”に自分で種を蒔き、育てた野菜が料理となって出される…、その思い。
うまくいくように様子を見守りたい。

タチバナモドキに柿のような小さな実がたわわになっている。
鳥たちにとっても、うれしい季節。

  天上の声の聞かるゝ秋うらゝ  (野田別天楼)
 
ピラカンサの実171

ピラカンサの実173
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アオジソ(青紫蘇の花) ~香りに誘われて~
- 2017/10/01(Sun) -
アオジソ171

青紫蘇は花もきっといい香りがするのだろう。
小さく白いその中にはピンクの雄蘂がチョンチョンと4本。
蝶や蜂などが次々にやって来て顔を寄せ、口吻を伸ばす。
ここへ来てだいぶ地面にこぼれ落ちた。

来年のカレンダーがもう手元に届いた。

  四五歩して紫蘇の香ならずやと思ふ (加藤楸邨)
 
アオジソ172

アオジソ173

アオジソ174

アオジソ175

アオジソ176
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クリ(栗・丹沢) ~残った実~
- 2017/09/28(Thu) -
栗172

先般の台風で、栗は半分近くが落下した。
まだ青いまま割れない形だった。
強風に耐えて残った実は、ここへ来てようやく時を感じ、自ら落ち始めている。
今年の一回目を拾う。
毬に包まれた艶やかな実。
両脚で左右に開いて取り出す。
一籠分に。

  栗の毬割れて青空定まれり  (福田甲子雄)

栗173

栗174

栗175

栗171
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イチジク(無花果・ゼブラスイート) ~ねっとりとして甘い~
- 2017/09/26(Tue) -
ゼブラスイート170

「無花果を採っておいてね」
そう言って、家人は都会への旅に出かけた。
しばらく前から熟しだし、2、3日おきに収穫できるようになってきたのだ。
黄色に緑の縞が入るゼブラスイートという品種である。
放っておくとすぐにアリが群がってしまう。
だから早めに採る必要がある。
籠と引っかけ棒を持って脚立に登る。
20数個を収穫。
今日はこれくらいに。

今年の春、畑の隣に家を建てた水沢さんが玄関に水を撒いていた。
新婚さんだと聞く。
中から10個ほどを選んで差し上げた。
家に入った後すぐに出てこられて、「女房からです」と、お返しにと大きな林檎を二つくださった。
これから長いお付き合いとなる。

すがすがしい青空が広がっている。

先が割れてやわらかくなったのを一つその場で口に運ぶ。
ねっとりとして甘い。

  いちじくのけふの実二つたべにけり (日野草城)

ゼブラスイート171

ゼブラスイート172

ゼブラスイート174
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ハヤトウリ(隼人瓜の花) ~漬け物に~
- 2017/09/25(Mon) -
ハヤトウリの花171

隼人瓜に花がちらほら。
植えてから5ヶ月近く。
花の後ろにはすでに小さな瓜の形をしたのも見えたりする。
収穫の時は10月半ば頃。
漬け物にする。

   存へてこの世うるはし瓜の花  (長谷川櫂)

ハヤトウリの花172

ハヤトウリの花173

ハヤトウリの花174

ハヤトウリの花175
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ミヤマカイドウ(深山海棠の実) ~木の実~
- 2017/09/24(Sun) -
ミヤマカイドウの実171

いろいろな実も目に付くようになりました。

小さな林檎のような赤い実は深山海棠です。
美味しそうに見えます。
いつぞやのこと、興味にそそられて口に入れたことがあります。
果肉が薄く、酸味もあって食べるには無理でした。
そういえば鳥が啄んでいるのも見たことがありません。
見た目だけでは…ですね。

栗の実も大きくなり、柿も色づきを進めています。
秋の楽しみが加わります。

   老いの掌をひらけばありし木の実かな (後藤夜半)

ミヤマカイドウの実172

ミヤマカイドウの実173
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ニンジン(五寸人参) ~畑にも季節感~
- 2017/09/22(Fri) -
五寸人参171

五寸人参を掘った。
多くは三寸から四寸ほどだった。
早かった…?
まあ、小家族にとってはこれくらいでもいいだろう。

葉にはまだいくひきもの黄揚羽の幼虫がいた。
ちょっと可愛そうな気もした。

しばらく前に蒔いたホウレンソウやタアサイなどの芽が伸びている。
畑も秋冬用に衣替えが進む。

  人参を人参色に洗ひあげ  (小島花枝)


五寸人参172
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アシタバ(明日葉) ~見回る~
- 2017/09/18(Mon) -
アシタバ171

町の広報が台風に備えるよう注意を促していた。

畑を見回った。
ミニトマトはできるだけ採った。
芽が出たばかりの大根が心配。

数匹の黄揚羽の幼虫が明日葉にいた。
この後、雨風が強くなりそうだが、彼らは大丈夫か。

  先んじて風はらむ草颱風圏  (遠藤若狭男)

アシタバ172

アシタバ173

大根の芽910

籠の中のミニトマト
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タマムシ(玉虫) ~秋の紫陽花~
- 2017/09/13(Wed) -
紫陽花624

秋だというのに、紫陽花が一房。
ひっそりと。

その葉の上に一つ。
金属質の光沢を持つ色。
玉虫。
きれい。
いにしえ人もそれで厨子を作ったほどに。

毎年2~3匹が飛んでくる。

幸せな心持ちの秋の朝。

   たまの緒の絶えし玉虫美しき  (村上鬼城)

玉虫170
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サツマイモ(薩摩芋・甘藷) ~秋晴れの日に~
- 2017/09/11(Mon) -
薩摩芋の収穫171

カレンダーに〈紅東の収穫〉とある。
忘れないようにと6月の植え付けた日に、そこから90日目の収穫予定日も書き込んでおいた。
2畝植えてあり、もう一つの焼き芋用の鳴門金時は同じように、120日目にその記入がある。

蔓を切り、片付ける。
備中鍬で芋にあたらないように周りを掘り起こす。
そして畝を慎重に崩して手で確かめながら折らないように出していく。
芋は大きくも小さくもなく、ほどよい。
今年は苗の数を半分に減らしたが、収量もそれなりで自家用には十分。

秋晴れの日のいい汗。
百舌が鳴いている。

  るゐるゐと生きゐる藷を掘りおこす   (百合山羽公)

薩摩芋の収穫172

薩摩芋の収穫173

薩摩芋の収穫174

薩摩芋の収穫175
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アキアカネ(秋茜) ~先っぽが好き~
- 2017/09/09(Sat) -
アキアカネ171

南瓜やメロンの蔓を片付ける。

赤トンボがやってくる。
葱の葉先に留まる。
そのとんがったところが好きのようだ。
脚で挟みやすのだろう。
しばらくじっとしている。
何するわけでもく。

その光景に和む。

目の前に秋が増えていく。

   蜻蛉の力をぬいて葉先かな  (粟津松彩子)

アキアカネ172

アキアカネ173
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ニラ(韮の花・ふたもじ) ~星の花~
- 2017/09/03(Sun) -
ニラ171

白くて小さな星形の花。

セセリチョウが渡って蜜を吸う。
アリ君も楽しそうに動き回る。

初秋、一斉に咲いたのは韮の花。

  韮の花まひる老けゆく刻のみゆ (きくちつねこ)

ニラ172

ニラ175

ニラ176

ニラ173

ニラ174

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ミョウガ(茗荷) ~今が旬~
- 2017/09/01(Fri) -
茗荷171

茗荷を採った。

株元にいくつも顔を出している。
手で折っていく。
とりあえず一籠分。

洗って持って行く。
「わあ、たくさん」

薬味、天麩羅、甘酢漬け、味噌汁の具…。
私はその独特の食感と香りが好き。

   茗荷の子くきと音して摘まれけり  (藤木俱子)

茗荷172

茗荷173

茗荷174
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