コゴミ(屈・クサソテツ) ~草の香り 野の味~
- 2018/04/21(Sat) -
コゴミ180

コゴミを採った。
半分ほどにし、残りはまた一週間後に。
一籠分になった。
少しだが、畑の横の寺島さんと市村さんにもお分けした。

削り節を添えて食べた。
マヨネーズもかけた。
草の香り、野の味がした。

いろいろの山菜も旬。

  野に出でよ日々に若葉の四月かな (奈美あや)

コゴミ181

コゴミ182

コゴミ183

コゴミ184

コゴミ185
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プルーン(Prune) ~今年は伐る~
- 2018/04/20(Fri) -
プルーン180

樹に5弁の白い花。
プルーンも今その花の時。

この樹については何度も伐ろう思っては数年が過ぎた。
今年は実りの後に伐り倒す。

夏日になるという。
この春の大きく上下する気温に体が戸惑っている。

  咲くもののあり散るもののあり四月  (稲畑廣太郎)
 
プルーン181

プルーン182

プルーン183

プルーン184
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ルバーブ(rhubarbe・食用大黄) ~ジャムに~
- 2018/04/19(Thu) -
ルバーブ186

ルバーブは葉柄を食用にする。
その花が咲いた。
それで花茎を切った。
葉の部分の成長を促すため。
放っておくと1m近く伸びる。

葉柄を細かく切りジャムにする。
これまではだいたいうまくできていた。
今年も楽しみながら作る予定。
新しく、山のパン屋さんも見つけたことだし。

  春深し心のついて行けぬほど  (稲畑汀子)
 
ルバーブ180

ルバーブ187

ルバーブ181

ルバーブ182

ルバーブ184

ルバーブ185
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ハルモミジ(楓の春紅葉) ~萌え出る~
- 2018/04/16(Mon) -
春紅葉181

楓も新葉をつける。
全体、さも秋の紅葉のように見える。

生まれたての葉はかぼそくやわらかい。
それはまるで羽化したばかりの蝶が、折り畳んでいた翅をスローモーションで広げるかのよう。

そして葉の形を整えつつ、少しずつ緑の色を取り込んでいく。

萌え出る春紅葉もまた味わい深い。

  美しく木の芽の如くつつましく  (京極杞陽)

春紅葉182

春紅葉183

春紅葉184
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ナシ(梨の花) ~花付け(受粉作業)を~
- 2018/04/15(Sun) -
梨の花181

金曜日の朝、「おい、いるかなあ」と大きな声。
田舎らしい親しみのある気楽な訪問のご挨拶。
「は~い」
玄関のドアを開けて立っていたのは近所の岩上さん。

「持ってきたぞ」と梨の花粉と梵天。
「今年は、花が早いで、そろそろしなきゃあだに」
梨の開花も一気に進んで、いろいろの作業が前倒しで果樹農家は大変だと。

岩上さんは私の梨作りのお師匠さん。
もう花付けを始められ、私の梨のことも気になり、花粉を用意して持って来てくれたのだ。
畑に回り、花の様子を見てくださる。
「これだけ咲いていりゃ、もうやっていいな」
「1回じゃだめだに。2回はかならずしなよ」
「梵天はやるで、返さなくていいでな」
「お茶でもどうですか」
「これからまた畑に出なくちゃ。いそがしいんな」

そして昨日、私は二十世紀と幸水と豊水に花付けをした。
昨年より10日も早い。
今年の秋の実りは…、期待しよう。

梨の花は純白である。

     青天や白き五弁の梨の花 (原石鼎)

梨の花183

梨の花182

梨の花184

梵天と梨の花粉
                                     (梨の花粉と梵天)
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アオダイショウ(青大将) ~そんなに早く来なくても~
- 2018/04/13(Fri) -
青大将1

いろいろと剪定した。
置き場に枝を片付けた。
一度目はよかった。
二度目に行くと、困った。
彼、そう青大将がいた。
最初はわからなかった。
枝と長さも太さも同じようだし、色合いも似ていたから。
でも、その曲がり具合と少しのぬめりで気づいた。

顔は穏やかな表情をしている。
集めて持ってきた枝を放り投げることもできず。
待つことにした。
それにしても例年に比べかなり早く来てくれたものだ。
やはり、今年は彼らをも外に誘うほどの先行く陽気となっている。

実のところ、若い頃から彼の仲間は大の苦手であった。
出会うと、思わず声が出、飛び上がったりした。

今でこそこうして冷静に、顔を眺められるようになったが、それもようやくここ数年のことである。
でも、どうもまだ親しくはなれない。
だいたい一年に数回は庭や畑を散歩(?)している。
できれば訪問を遠慮して貰いたいのだが。
この気持ち、わかってもらえるのかな。

しばらくして移動してくれた。
作業を片付けることができた。

   全長のさだまりて蛇すすむなり  (山口誓子)

青大将2
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クリスマスローズ(Christmas rose) ~春なのに~
- 2018/03/22(Thu) -
雪のクリスマスローズ3221

雑誌では特集で桜旅。
ラジオからは春の歌。
みんなでその到来を楽しみ喜び合う。

ところが、きのうの春分の日は時ならぬ雪。
落ちてくる一つひとつが大きい。
水分が多くて重い。

花の上にも積もる。
咲きだしたクリスマスローズたちもびっくりしただろう。

お墓参りもできなかった。

   煩悩のたとえば春のぼたん雪   (柿畑文生)

雪のクリスマスローズ3222

雪のクリスマスローズ3224

雪のクリスマスローズ3225
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クリスマスローズ(Christmas rose) ~「起こしてごめん。おどろいた?」~
- 2018/03/15(Thu) -
蚯蚓315

土起こしをした。
一匹の蚯蚓が出てきた。
出てきたというより、土の中から掘り出されたというのが正しい。
突然、湿り気のある静かな闇から陽光浴びる地上に引っ張り出されて彼も仰天していることだろう。

「起こしてごめん。おどろいた?」

鍬を止め、しばらく動きを眺める。
ゆっくりのそのそだ。
急に目覚めさせられ、さすがに鈍い。
ちょっと気の毒。

早くジャガイモの畝を拵えなくては。
マスクしているのに目は痒いし、鼻水は出るし、くしゃみはひっきりなしだし。

5月初旬の気温だったという。
だんだんにクリスマスローズも開いていく。

  ひそめたる命の気配春の土  (稲畑汀子)

クリスマスローズ3153

クリスマスローズ3152

クリスマスローズ3151
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ハコベ(繁縷) ~抜くよ~
- 2018/03/12(Mon) -
ハコベ233

春らしい気持ちのいい陽気が続く。
呼応するかのようにいろいろな草も畑に顔を出す。
それぞれに花をつけている。
どれもがほんの数ミリの小さな花たち。
土もやわらかくなって取りやすい。
楽しい。

アスパラの近くにはハコベも生える。
5弁の花びらは深裂して白いハートに見える。
花言葉には「初恋の思い出」と。
色といい、形といい、大きさといい、会話したくなる。
でもそこはアスパラさん専用の場所。
ごめん。
抜くよ。

もう中旬。
今年は野良仕事が遅れている。
三月は駆け足。
急ごう。

   朝はまだ素直な心はこべ萌え  (船迫たか)

ハコベ238

ハコベ244
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寝覚の床(ねざめのとこ)  ~浦島太郎の里~
- 2018/03/05(Mon) -
寝覚ノ床181

土曜日は木曽へ出かけた。

中央アルプスを伊那から標高1160メートルほどの権兵衛峠で抜ける。
4本のトンネルを潜り下った民家が見えるそこはもう木曽路。
突き当たる国道を左に折れ、木曽川沿いに南下する。

大きな蕎麦屋が見えたので入る。
珍しい名の“すんきそば”を注文する。
説明書きを読めば“すんき”とはカブ菜を乳酸菌で自然発酵させた無塩の漬物だとある。
それがそばの上に乗っている。
古くから続く冬の木曽の味。

19号には木曽義仲、御嶽山などの案内、そして「寝覚の床」に着く。
駐車場に車を置いてその近くまで遊歩道を降りて行く。
観光はオフシーズン、まったく人は居ない。
さらにすぐそばまでと岩場を下りて上って手を使って…たいへん。
少し汗ばむ。

まるで石切場のような箱型の大きな岩が両岸に並ぶ。
そんな中に丸く抉られたポットホールもある。
淵は緑色してかなり深そう。
場所を移動しながらその自然の為す造型を目に焼き付ける。
そして登り切った所のお堂が「浦島堂」。

腰を下ろして休憩すると、目の前をガタゴトの大きな音を立てて松本行きの特急が通っていく。
「秋の紅葉の頃は見事だろうね」
「新緑の五月も素敵だと思う」
「またくるか?」
対岸からツッツッツッとジョウビタキの声が聞こえた。

帰りは運転を代わってもらい、木曽谷の景色をのんびり眺めつつ、いろいろに思いを馳せて感慨とともに家路に就く。

  木曽川の今こそ光れ渡り鳥  (高浜虚子)

寝覚ノ床182

寝覚ノ床183

寝覚ノ床184
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クリスマスローズ(Christmasrose)  ~春一番~
- 2018/02/16(Fri) -
クリスマスローズの芽181

小さなたくさんの芽はクリスマスローズの子どもたち。
こぼれ種から生まれたものだが、いつのまにかにたくさん。
嬉しくなる。
花を咲かせるにはきっと後1~2年はかかるのだろうが。
楽しくなる。

どこかではもう春一番が吹いたのだという。
「春」という言葉が身の回りにも増えてきた。
“待つ”ということの大切さを今年は特に感じる。

  春一番木々は根を締めおのれを鳴らす   (楠本憲吉)

クリスマスローズの芽182
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冬点描(タアサイ) ~野菜の花~
- 2018/02/15(Thu) -
タアサイの花181

畑に黄色い花が咲いていた。
タアサイの花だった。

いいね。

みんなこの時期をそれぞれの形ですごしている。

  日があれば二月の葦とぬくもれり  (蓬田紀枝子)

タアサイの花182
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クリスマスローズ(Christmas rose) ~いつもより少し遅いですかね~
- 2018/02/12(Mon) -
クリスマスローズ18211

クリスマスローズに蕾が見えるようになりました。
たいがい二月のこの時期にはいくつかの株で花が咲いていたはずです。
続いた低温が開花を遅らせているのかもしれません。
今は風や光の様子を見ながら咲くタイミングを図っているというところでしょうか。

  クリスマスローズ気難しく優しく (後藤比奈夫)

クリスマスローズ18212

クリスマスローズ18213

クリスマスローズ18214

クリスマスローズ18215

クリスマスローズ18216
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アジサイ(紫陽花の芽) ~ちゃんと動いているんだなあ~
- 2018/02/09(Fri) -
冬紫陽花181

日陰には先日の雪が溶けずにいたるところに残る。
今年ほどの寒さはこれまであまり経験したことがない。

茎だけになった紫陽花がある。
目を近づけて見れば、枝の節々に膨らむ芽が。
いくつかからは覆いが取れ薄緑色が覗く。

ちゃんと動いているんだなあ。
静かに。
あるところで。

   乾坤に寒といふ語のひびき満つ   (富安風生)
 
冬紫陽花182

冬紫陽花183

冬紫陽花184

冬紫陽花185
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カエデ(楓) ~雪の夜はしんしんと、そして朝~
- 2018/02/02(Fri) -
雪265
                                     〈雪が降る夜〉


夜のニュースでは「都心も大雪になりそうです」と、キャスターが注意を呼びかけていた。

食事を済ませて自分の部屋に入る。

静かである。
カーテンを寄せ、ガラス戸を開ける。
降っている。
楓は枝に乗せる。
どのくらい積もるのだろう。

夜に雪模様は…。
夜の雪景色は…。

たとえば太郎と次郎を眠らせしんしんと…。

いつもの様に目覚めてお茶。
今4時過ぎ。

静かである。
カーテンを寄せ、ガラス戸を開ける。
止んでいる。
楓は綿飴になった。
だいぶ積もった。

都心も大雪なのだろう。
交通や物流に影響がなければいいのだが。

もう少ししたら雪かきしよう。
見るからに重そうだ。

   音なく白く重く冷たく雪降る闇  (中村苑子)

雪234
                                      〈楓を見れば〉
雪293
                                      〈起きて見れば〉
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皆既月食(スーパーブルーブラッドムーン) ~見たい、見よう~
- 2018/02/01(Thu) -
皆既月食181

私は夜が弱い。
でも昨夜は頑張った。
皆既月食を見たいと。

天気予報は曇りだったので、ほぼ見えないだろうと諦めていた。
それでもと夕食後外に出てみると、東の空に満月が浮かんでいた。
くっきりだ。
このままではきっと見ることが出来るはず。

しっかり防寒対策をしてから再び見上げるとすでに左下の方から欠け始めていた。

少し時間をおいて何枚もシャッターを切る。
時々家の中に入っては暖まってから外に出る。
残念ながら、ブラッドムーンのクライマックスはその影を枠の中にうまく収められなかった。
私の腕とカメラでは限界のようだ。
その妖しい赤い月は肉眼では見えるのだが。

スーパーとブルーとブラッドの3つが重なる特異な現象を体験できた真冬の夜。

眠さが肩を叩く。
あくびも続いて出る。
カメラの片付けもそこそこにぐに寝た。

そして今朝、いつもの様に早く目が覚める。
整理するとぶれた多くの画像。
それももまた一つの味、私の時間記録。

お茶が美味しい。

   竹林の月の奥より二月来る  (飯田龍太)

皆既月食182

皆既月食183

皆既月食184

皆既月食185

皆既月食186
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冬点描 ~雪と畑~
- 2018/01/30(Tue) -
フキノトオ741

また雪が降った。
薄い小さな粒がゆっくり舞うようにふわふわと落ちてくる。
しかし、そんな見た目と違ってどんどん嵩を増す。
夕食前に雪かきをする。

朝起きて見ればその後も降り続いた様子。
食事を済ませ再び雪かきをする。
乾いているせいか量の割には軽い。
労力と時間はさほどかからず、汗をかくまでもなかった。

道具を片付け、そのまま畑に脚を伸ばす。

フキノトウ。
エンドウ。
ブロッコリー。

動物が足跡を残す。
歩幅からするとかなり大きいが、何だろう。

私は雪が好き。
降るのも。
見るのも。
遊ぶのも。
そして雪のことばも。

  街に雪この純白のいづこより  (橋本榮治)

エンドウ737

ブロッコリー709

足跡746
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凍る ~川の流れと氷の塊と~
- 2018/01/28(Sun) -
凍る181

凍みた。

庭から川を見る。
跳ねてぶつかりあう飛沫が氷の塊を作る。

降りる。
そばで見る。

なんとも言えぬ。
自然だから出来る。
計算もしがらみもなく。
水の勢いに任せるまま。

寒さのピークも今日までのようだ。

  山河のけふははればれとある氷かな   (鷲谷七菜子)

凍る182

凍る183

凍る184

凍る185
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冬点描 ~雪の翌朝~
- 2018/01/27(Sat) -
冬草181

雪の止んだ庭に陽がさす

ミツバの枯れ茎と桜の葉一枚
種姿の淋しい野菊
話合うかに立つ木賊
切り忘れた紫陽花
実生のクリスマスローズ
4枚の葉の柾の芽
鮮やかに南天

青みを帯びて伸びる木の影
やわらかな起伏となる覆われた黒土

雪が詩情を添える

友人からジョウビタキの便りが届いた朝

  冬草のむらさき極む耐ゆるさま (山口青邨)

冬草182

冬草183

冬草184

冬草185

冬草186

冬草187
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カキ(柿) ~残されたままで~
- 2018/01/24(Wed) -
一月の柿182

南隣に柿畑がある。
10本ほどの木にはたわわな実。
でも今期は収穫されないままに。
艶と張りを失い、色も褪せて。
毎年多くを出荷していたのだが。
畑主に何が。

きのうの雪はその柿にも積もる。

  まだもののかたちに雪の積もりをり (片山由美子)

雪と柿182

一月の柿181

雪と柿181
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ムクゲ(冬木槿) ~冬眠「●」~
- 2018/01/17(Wed) -
冬木槿275

その詩に出くわしたときは「ん?」。
『冬眠』と題し、「●」。
黒丸ただ一つだけ。
作者は草野心平。

でも分かる。
●の中に様々な世界があるのを。

  冬景色はなやかならず親しめり  (柴田白葉女)

冬木槿276
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マサキ(柾の実)  ~冬の空蝉~
- 2018/01/12(Fri) -
冬のマサキの実180

マサキの実が割れる。
中からつやつやの赤い実。

葉は青々。
空蝉が一つ。
夏、秋、そして耐えて冬。

正しい木と書いてマサキ。
何か由来があるのだろうか。

   空蝉やあの世へ行きてなほ生きむ   (藤本保太) 

冬のマサキの実181

冬のマサキの実182

冬蝉183
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マメガキ(豆柿・信濃柿・小柿) ~採らずにそのままに~
- 2018/01/08(Mon) -
冬コガキ181

秋に採らずにそのままにしておいた豆柿。
干しブドウのようになって並ぶ。
そんな様子もまた風情がある。

毎日のようにヒヨドリが来ては食む。
ピーヨ、ピーーヨと大きな声を出しながら。

  成人の日の華やぎにゐて孤り  (楠本憲吉)

冬コガキ182

冬コガキ183
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凍る ~自然のなす造型~
- 2017/12/30(Sat) -
凍る川171

家の横は川。

氷点下6℃の朝。
その水飛沫は凍る。
枯れ草を中に閉じ込め。
吹き出る泡のようにかたまり。
上に向かい下に向かって太さを増し。
長く伸びて氷柱になり。
ある場所ごとに呈する妙なる様相。

厳寒ならでは自然のなす造型。

   流れたき形に水の凍りけり  (髙田正子)

凍る川172

凍る川173

凍る川174


凍る川175

凍る川176
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ゲッケイジュ(月桂樹・ローレル) ~どうしたんだろう~
- 2017/12/24(Sun) -
ロリエ84

原因がよく分からない。

日当たりのいい南側に月桂樹がある。
根元から二つに分かれ、2本の木のようになっている。
その一つが最近枯れ出した。
常緑のはずの葉が茶色に変色し、まさにローリエ状態。
どうしたんだろうと思って近づいて見てわかった。
幹の下の方に割れがいくつも走っている。
他の木も含めて、これまででこんな現象は初めて。
病気なのか、それともこのところの凍みのせいなのか。

思案気に見ている私に部屋から顔を出して家人が言う。
「伐るんだったら、葉っぱは使うから取っておいてね」
料理の香り付けとして使うつもりだ。
「新しく芽吹くかどうか、春まで様子を見る」と返す。
うまく復活してくれるといいのだが、はたしてどうなるのか。

もう片方のは様子に変わりがなく、これまで通り元気。
すでに春に向けての蕾も多く見られる。
これは大丈夫そうで一安心。

それにしても下で繋がっている同じ株なのになぜ?

  吾が罪をよく知ってをりクリスマス  (上野章子)

ロリエ85
 
ロリエ87

ロリエ88

ロリエ89
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雪嶺 ~中央アルプス遠望~
- 2017/12/22(Fri) -
中央アルプス
                中央アルプス

家を少し下ると、雪を抱いた中央アルプスが見える。
中心となる西駒や宝剣は隠れて視野に入らないが、それから南の嶺々が目に映る。
北から、なだらかな空木、丸い頭の田切、赤椰岳とその下の摺鉢窪カール、そして南駒と仙涯嶺など。
白く連なる悠然とした山並み。

“山の気”とでも言おうか。
立ち止まって眺めると、あくせくする日常をほんの少し忘れさせ、ゆったりとした気持ちになる。
こうした景色が身近にあることの幸せ。

   雪嶺の中まぼろしの一雪嶺  (岡田日郎)

中央アルプス空木岳
                空木岳
中央アルプス田切岳
                田切岳
中央アルプス摺鉢窪カール・赤椰岳
                摺鉢窪カール・赤椰岳
中央アルプス仙崖嶺・南駒ヶ岳
                仙崖嶺・南駒ヶ岳
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朝の霜 ~白くなった~
- 2017/12/21(Thu) -
霜17120 - コピー

霜が地にあるものを覆う。
重なる落ち葉を。
鬼灯を。

冬の朝のほんの短な白い時。
なぜか嬉しくなる。

  葛の葉のおもて見せけり今朝の霜 (松尾芭蕉)

霜17122

霜17124

霜17123

霜17125
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ブルーベリー(blueberry) ~もの静かなる冬紅葉~
- 2017/12/20(Wed) -
ブルーベリー紅葉172

落葉樹の多くは裸木となった。
毎朝の落ち葉掃きもほとんど用なしになっている。

そんな周りにあって、まだ葉を付けたままでいるのはブルーベリー。
もの静かなるその冬紅葉。
時の進みの感じ方はそれぞれ。

   冬紅葉冬のひかりをあつめけり  (久保田万太郎)

ブルーベリー紅葉173

ブルーベリー紅葉174

ブルーベリー紅葉171

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エンドウ(豌豆) ~寒さ、厳しさに育つ~
- 2017/12/18(Mon) -
エンドウ17121

朝は氷点下が続く。
日中もなかなか気温が上がらない。
天気キャスターは「1年で最も寒い時期を下回る予報です」などと伝えたりする。

畑の野菜の姿はだいぶ少なくなった。
それでもブロッコリー、春菊、ホウレンソウ、タアサイなどはまだ収穫できる。
レタスはキャップを被せてなんとか持ちこたえている。

そんな中で芽を出して成長を始めるのもある。
二畝ある豌豆だ。
絹莢とスナップの2種類の種を11月初旬に蒔いた。
葉は軟らかくて薄く、霜や寒さには弱そうに見えるが、豈図らんやこれがたいそう強い。
まだほんの小さい苗なのに、すでに蔓さえも伸び出している。
すこしの足しになればと株元には籾殻をかけてある。
こうした厳しさ寒さあればこその野菜もある。

  歳末の一も二もなく荷がとどく   (真夏出来男)


エンドウ17122

エンドウ17123
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冬山 ~南アルプス遠望~
- 2017/12/15(Fri) -
南アルプス1712
                                        南アルプス

昨日は燃えるゴミの日。
集積所は家から歩いて1~2分。
出すのは昔から私。

一週間ほど前からその周りの見晴らしが良くなった。
前に広がっていた梨畑が更地になったからだ。
跡を継ぐ人のいないご高齢の堀池さんに何か期すものがあったのだろう。
そこに立つと、そのままで正面に南アルプスの一部が望める。
塩見、烏帽子、小河内岳などが連なる。
少し離れて北に仙丈、南に荒川岳。
所々黒い岩肌も見えているので雪はまだ多くはないようだ。
この時期の朝陽は、シルエットになったその山なみを越えて光芒を送る。

ところで更地にした後はどうするのだろう。

   雪嶺よ日をもて測るわが生よ (相馬遷子)

塩見岳1712
                                         塩見岳
小河内岳1712
                                         小河内岳
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