ツグミとヒヨドリとヒレンジャク(鶫・鵯・緋連雀)  ~みんな仲がいいんだ~
- 2018/02/23(Fri) -
1鵯と鶫と緋連雀

ツグミが居て。
そこへヒヨドリがやって来て。
そしてヒレンジャクが加わって。

みんな目を地面に向けてなにやらを啄んでいる。
互いにすぐそばにいながらまったく気にする様子もない。
縄張り争いでもするのかと思ったが。
種は違っても意外と仲が良いんだ。
知らなかったなあ。

   春めくといふ言の葉をくりかへし  (阿部みどり女)

2鶫と鵯と緋連雀

3鶫と緋連雀

4鵯と緋連雀
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プリムラ・ポリアンサ ~花と遊ぶ~
- 2018/02/22(Thu) -
ポリアンサ182

部屋に一鉢のポリアンサ。
体が和む。
心が翔る

    「花」 八木重吉

  にこにこ
  遊びたくなった
  ひとつ 花をください
  もって あそぶんです

何して遊ぼう。

  それ以来誰にも逢はず春浅し  (鈴木花蓑) 

ポリアンサ181
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キレンジャク(黄連雀)  ~溶け合って~
- 2018/02/21(Wed) -
1キレンジャク182

ヒレンジャクが群れで庭に来てから数日になる。
一日でどこかへ移動するのかと思っていたが。
こうも毎日見られるのは嬉しい。

そして新たな発見。
キレンジャクがその中に混ざっている。
この鳥を見るのは初めて。
尾羽の先の黄色いワンポイント。
風になびく冠羽。
ヒレンジャク同様に引き締まったいい表情。

緋連雀と黄連雀は混群することがあるとは聞いていた。
その場合は半々程度かと思っていたが、この群れではたった一羽だけだ。
枝に並んで立つが、全然違和感なく、馴染んでいる。
なかなかな光景。

居ながらにしてのさながら楽しき探鳥会。

  枝移りゆく寒禽のあからさま  (千原草之)  

2ヒレンジャク1821

3キレンジャクとヒレンジャク183

4キレンジャクとヒレンジャク181

6ヒレンジャク1823

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ヒヨドリ(鵯)  ~やわらかな光~
- 2018/02/20(Tue) -
ヒヨドリ575

最高気温が10℃を越すようになった。
ようやく。
届く光もやわらかい。

黒くなった豆柿の残りに鵯が来る。
見ては選んでは嘴に挟む。
満足するまでいくつもいくつも。
よく食べる鳥だ。

   或日あり或日ありつつ春を待つ  (後藤夜半)
 
ヒヨドリ576

ヒヨドリ577
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フクジュソウ(福寿草) ~春告げ花に言葉こぼれて~
- 2018/02/19(Mon) -
福寿草1821

福寿草が咲いています。
幸せ色です。
春告げの花です。
まさに地の中からから「福」と「寿」を抱えて出てきたかのようにです。

この花のことを私は勝手に「恋人の花」って名付けているんです。

音を一つずつ区切ってゆっくり声に出して言うんです。
「ふ・く・じゅ・そ・う」
「fu・ku・jyu・so・u」
ほら、口が「u」と「o」の形になって、とんがって、つきだして。
目をつぶって言えばなおさらです。
「フ・ク・ジュ・ソ・ウ」

そういえば今日は雨水ですね。

  福寿草むかしはらから睦みけり  (樋笠文)

福寿草1822

福寿草1823

福寿草1824

福寿草1825

福寿草1826 - コピー
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ヒレンジャク(緋連雀)  ~5年ぶりです~
- 2018/02/18(Sun) -
ヒレンジャク181

たくさんの群れで朝からやってきたのはヒレンジャクでした。
冠羽の特徴からからすぐにわかりました。
そして尾羽の先が緋色で。
庭の染井吉野が気に入ったようで、それと電線を何度も往復します。
3時半頃までいてくれました。

5年ぶり二度目の飛来です。
前回は2013年2月14日でした。
その時同様に、立ち去った後は地面にオレンジの糞が多量に広がっています。
構いません。
また来て下さい。

    緋連雀冠毛立てゝ群れ下りし (原田浜人)

ヒレンジャク185

ヒレンジャク184

ヒレンジャク183

ヒレンジャク182

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ツグミ(鶫) ~静かな鳥~
- 2018/02/17(Sat) -
ツグミ742

目白や鵯たちが朝からやって来て賑やかだ。
声が間断なく響き渡る。
少しは遠慮したらどうかと思うほどである。

桜の木に一羽の鳥。
動き回る周りに我関せずという如く。
口を噤む。
背を伸ばした姿勢で静かに動じず。
つぐみ続ける。
達観するかのように。

  人の顔俄にさむし鶫とぶ  (右城暮石)

ツグミ743
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メジロ (目白) ~朝にやってきたのは~
- 2018/02/14(Wed) -
雪とメジロ681

数日前から庭にメジロが姿を現すようになりました。

窓の外、柿の木に一羽が留まりました。
雪を被った実に視線が行きます。
嘴を開いて…。
首を伸ばして…。
二口、三口したあと満足げでしばらく佇んでいました。

昨日、雪の舞う寒い朝のことでした。

   雪に来て美事な鳥のだまりゐる  (原石鼎)

雪とメジロ682

雪とメジロ683

雪とメジロ684

雪とメジロ685
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スノードロップ(snowdrop)  ~雪の中に~
- 2018/02/13(Tue) -
スノードロップ1821

昨日はまた雪でした。
いつもの時間に目覚めたときはすでに降っていました。
今年になってもう何度目でしょう。
量も回数も多くて。

スノードロップの蕾も埋もれそうになっています。

  まれによき夢みし朝や雪降りつつ   (清水基吉)

スノードロップ1822

スノードロップ1823
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フクジュソウ(福寿草) ~うれしくなります~
- 2018/02/10(Sat) -
福寿草182101

枯葉の中に福寿草です。
土のすぐ上に顔があります。
咲いているのはまだ一輪だけです。

「え~っと次は…」と、蕾たちの楽しそうな会話が聞こえてきそうです。

黄色は春告げ色。
うれしくなります。

   福寿草母なる子なる蕾かな  (山田弘子)

福寿草182102

福寿草182103

福寿草182105

福寿草182104

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オオイヌノフグリ(大犬の陰嚢) ~見つけたのは~
- 2018/02/08(Thu) -
大犬の陰嚢181

見つけました。
大犬の陰嚢です。
数輪咲いています。
野では草花たちが僅かな季節の移ろいを感じ取っているようです。
春の小さな兆しです。

  命あるものの呟く二月かな   (滝川名末)

大犬の陰嚢183

大犬の陰嚢182

大犬の陰嚢184

大犬の陰嚢185
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タカサゴユリ(高砂百合) ~夏花の冬枯色~
- 2018/02/06(Tue) -
冬の高砂百合181

陽はあるが気温の上がらない日、庭をそぞろに。
片隅に枯れ色の高砂百合。
夏は純白ですくっと咲いていたが、置き去りにされたままのこうした侘びた姿も趣がある。

江戸の文学や当時の文献などには「茶色」の種類について約80ものが記されているという。
身のまわりや自然に見られる茶系の微妙な色調変化を、繊細な感性で捉え、それぞれに名前を付けていたらしい。
雀茶、鶯茶、蝉の羽色、白茶、金茶、檜皮色、煤竹色、木枯茶、土器茶などは何となく想像できる。
団十郎茶、芝翫茶、梅幸茶、利休茶、宗伝茶、光悦茶、観世茶など人名を冠したのもある。
媚茶、苦色、沈香茶、宝茶、威光茶 江戸茶などははたしてどんなか。
ためしに媚茶を調べると、黒みがかった濃い茶色とある。
これらの名を抽斗に入れておき、何かの折にちょっと出せると粋だが。

高砂百合のこの冬色の場合はどうか。
あたってみると「柴染」の名がどうやら一番それに近いようだ。

ところで日本で飲むお茶の多くは緑色をしているのだが、茶色とはいったい…。

   木も草もためらはずして枯れゆけり  (相生垣瓜人)

冬の高砂百合182
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シジュウカラ(四十雀) ~強いなあ~
- 2018/02/05(Mon) -
シジュウカラ1821

いつにない厳しい寒さが続く。
暦はすでに春だと教えるのに。
届いた電気使用料と料金も過去最高だった。
しかも驚くほどこれまでとかなりの差がある。
普段以上に暖房を働かせていたことがわかる。
もっと工夫した生活をと反省。

桜に四十雀がやってきた。
ツッピー、ッツピー…と元気な声。
彼らは電気に頼ることはない。
小さいけど強いなあ。

  寒禽の嘴(はし)をひらきて声のなき  (長谷川櫂)

シジュウカラ1822

シジュウカラ1823
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デンドロビウム・キンギアナム(Dendrobium kingianum) ~往く~
- 2018/01/31(Wed) -
キンギアナム181

部屋に広がる刺すような香り。
放つのはキンギアナム。
たくさんの小さい花が数日前から咲きだす。
一つひとつの花は素朴で可憐。
唇弁は奥を薄黄色に染め、その周りに青紫のドットを散らす。
三日月のようなつぼみもまだ多く、満開は少し先。
咲き揃った時のその強烈な香りは隣の部屋にまで届くほどになる。

この花は花期が長いので重宝。
蘭植物園から連れ帰って10余年になる。

私が知らぬ間に2茎が瓶に挿され、玄関に置かれてある。
いつ切ったのか。

さても一月は往く。

   一月は脱兎のごとし疾く去れり   (大畑善昭)

キンギアナム182

キンギアナム183

キンギアナム184

キンギアナム185

キンギアナム186
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モクレン(白木蓮) ~膨らませる~
- 2018/01/20(Sat) -
白木蓮1811

冬さなか。

白木蓮にたくさんの蕾。

やわらかな膨らみ。
ビロードのような毛に包まれ。

その時に向け。
内に力。

言い訳をせず。
木々はいつでも能動。

  美しく木の芽の如くつつましく  (京極杞陽)
 
白木蓮1812

白木蓮1813

白木蓮1814
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ホオジロ(頬白) ~ひなたぼっこ~
- 2018/01/15(Mon) -
ホオジロ1811

やって来たのはホオジロ。
ピンク木槿の枝に。
声も出さずにじっと。
体をちょっとふっくらさせて。

「こんにちは、ごきげんいかが?」

私もしばらく一緒にひなたぼっこ。

    たつぷりと寝て寒禽をまのあたり  (細川加賀)

ホオジロ1812
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ジョウビタキ(尉鶲) ~物のたね~
- 2018/01/13(Sat) -
尉鶲18129

胡桃の切り株の上にジョウビタキがやってきた。
お尻を上下させて留まる姿が愛らしい。
嘴に赤い小さな実。
何の実だろう。

寒い寒いと私の体と頭は縮こまっている。

鳥は元気でいいなあ。

  厳冬を越す物のたね無尽蔵  (三橋敏雄)

尉鶲18128

尉鶲18127
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スノードロップ(snowdrop)  ~見つけたのは~
- 2018/01/11(Thu) -
スノードロップ18111

ひっそりとしずやかに。
落葉の中に小さな白いしずく。
それは愛らしいスノードロップ。
背はまだ低い。
風が吹く。
しずくは揺れる。

   一月の汚れやすくてかなしき手   (黒田杏子)

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フユシラズ(冬知らず・Calendula) ~寒さの中に~
- 2018/01/06(Sat) -
フユシラズ182

寒入りの庭を歩く。
黄色い小さな花二輪。
寄りそうフユシラズ。

「寒いね」
「寒いなあ」
「元気?」
「元気さ」

そんな会話でもか。

  なぐさみの草摘みに出る六日かな  (藤田あけ烏)

フユシラズ181
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ジョウビタキ(尉鶲)  ~ごあいさつに~
- 2017/12/31(Sun) -
尉鶲849

ツッツッツッ。
庭の桜の木からの尉鶲の声。
そうかそうか。
一年の終わりに、君もご挨拶を。
ありがとう。
そして、また来年もよろしく。

   小禽の声のこぼるる大晦日  (あや)

尉鶲850

尉鶲851

12月の庭から2
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セローム(selloum) ~冬の雨~
- 2017/12/25(Mon) -
少児の首とセローム171

雨の音で目が覚めた。
暖かな朝のようだ。

私の部屋にはセロームがある。
5年前の10月に若い3人の知人が訪れてきてくれた。
その時いただいたもの。
そう言えば彼女らとはそれ以来会っていない。
元気にしているだろうか。

雪にならなければいいが。

  面白し雪にやならん冬の雨  (松尾芭蕉)

セローム171

少児の首171
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シジュウカラ(四十雀) ~冬を楽しむ~
- 2017/12/16(Sat) -
四十雀17121

桜に四十雀がやってきた。
細かな声を出しながら何かを啄んでいる。
枝から枝へちょこちょこ渡る。
楽しそうだ。
少しふっくらとしているように見える。
彼らも寒いこの時期の対策で羽毛を膨らませて丸くなっているのだろう。

四十雀は複数の「単語」を組み合わせた「文」を作り、情報を伝達する能力を持っているという。
聞こえるツッピーツッピーやジジジジ、ジジジなどの中味が分かったらさぞかし楽しいに違いない。

冬の陽だまりの心地よい静かなひととき。

  寒禽の嘴(はし)をひらきて声のなき  (長谷川櫂)

四十雀17122

四十雀17123
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クロホオズキ(黒鬼灯) ~折節の姿~
- 2017/12/14(Thu) -
夏の黒鬼灯702
                                       8月27日

夏、黒鬼灯は爽やかなブルーだった。
花は黒い蕾の中から飛び出るように咲いていった。
秋になると花は落ちて、薄茶色の袋を残した。
そして冬、それは枯れを深めて薄墨色になった。

折節の花の色、花の姿。
それぞれにある美しさ。

   枯といふこのあたたかき色に坐す (木内彰志)

冬の黒鬼灯71

冬の黒鬼灯72

冬の黒鬼灯718

秋の黒鬼灯01
                                        10月6日
秋の黒鬼灯02
                                        10月6日
夏の黒鬼灯703
                                        8月27日
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シャコバサボテン(蝦蛄葉仙人掌) ~このあと何年~
- 2017/12/12(Tue) -
赤い蝦蛄葉仙人掌171

冬陽が入る。
窓辺には赤い蝦蛄葉仙人掌。
透き通るような艶やか花びら。
蕾も花もフォルムが美しい。
迎え入れて3回目の冬。
前の白いのは10数年も咲き続けてくれた。
これはあと何年…。

大掃除もほとんど済む。

  しゃこばさぼてん繚乱と垂れ年暮るる   (富安風生)

赤い蝦蛄葉仙人掌172

赤い蝦蛄葉仙人掌173

赤い蝦蛄葉仙人掌174

赤い蝦蛄葉仙人掌175
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ビワ(枇杷の花) ~その香り~
- 2017/12/08(Fri) -
枇杷の花171

いつだったか、誰かが言っていた。
「私は金木犀の香りで秋が来たことを知る」
「そして枇杷の花の香りで冬が来たことを知る」と。

金木犀は向こうから香りがやってくる。
枇杷の場合はこちらから嗅ぐ仄かな香り。
きっとその人は枝に手を添えて吸い込んだのだろう。
私も枇杷の花が咲く度に鼻を近づけて必ずそうするのだから。

それぞれに人は花に寄せる想いがあったりするのだと思う。
枇杷の花にもそうした自分だけの歌や物語を持つ人もいるのではないか。

  蜂のみの知る香放てり枇杷の花  (右城暮石)

枇杷の花172

枇杷の花173

枇杷の花174
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シャコバサボテン(蝦蛄葉仙人掌) ~命を引き継いで~
- 2017/12/07(Thu) -
シャコバサボテン510

数日前から観葉植物のポニーテールの根元に白い蝦蛄葉仙人掌が咲いている。

今から2年前の春だった。
10年以上も咲き続けてくれた蝦蛄葉仙人掌が元気をなくしていた。
毎年、晩秋から師走の生活の中に気持ちを穏やかにさせてくれた花だった。
しかしもう限界だったのだろう。
長年同じ鉢で成長し続けたその足元はまるで老木のような弱々しい姿になっていた。
葉茎の先端をちぎり取って、ポニーテールの根元に一本挿し、あとは土に返した。

夏になりその葉は少しずつ伸び出した。
期待はしていなかったがどうやら根付いたらしい。

秋が過ぎ、冬が来た。
私は新しく濃い赤い色のを買った。
私にとっての蝦蛄葉仙人掌はやさしい白だったのでそれは少し違った趣であった。
どうも長年共に過ごした老いつつも咲き誇る姿が脳裡に焼き付いて離れられない。

そして挿してから2年半後のこの冬、あの懐かしい白鳥を思わせる色と形が部屋に戻ってきた。
うれしいやら感動するやら、一人で喜ぶ。
茎はどことなくまだ弱々しさもあるが、とにかくよく咲いてくれた。
前のから合わせて数えればかなりの年数が経つが、その命をしっかり引き継ぐ。
この先何年咲いてくれるのだろうと楽しみになる。
春には見合ったいい鉢を用意して大事に育てよう。

  冬の日よものぬくめゐる静けさよ   (小島政二郎) 

シャコバサボテン512 - コピー

シャコバサボテン522

シャコバサボテン523

シャコバサボテン141125
                        (14年11月25日 老木のような蝦蛄葉仙人掌の根元)   
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インコアナナス ~めったにないこと~
- 2017/12/03(Sun) -
インコアナナス171

遡る11月22日のこと。
家人が珍しく袋に鉢花をぶら下げて帰ってきた。
普段はほとんど買うことはない。
珍しいこともあると思った。
「安かったから」
近くに生産者直売所があり、折々出かけている。
そこでは花卉もよく並べられている。

中から出てきたのは鳥の羽根を思わせる鮮やかな黄色とオレンジのインコアナナスだった。
「寒さに弱いから5℃以上の所に置くようにだって」
大きさの合う鉢カバーを探して入れた。

その日は長野県では〈信州リンゴの日〉(イイフジ)だった。
そしてもう一つ全国的には…。
めったにないことと、そっと私の部屋に移して夕陽に照らされたその花を写真に収めてから戻しておいた。

  あたゝかき十一月もすみにけり  (中村草田男)

インコアナナス172

インコアナナス173
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フウチソウ(風知草・裏葉草) ~麦色の静かな粧い~
- 2017/12/02(Sat) -
風知草秋175

麦色に染まるふわりの風知草。
それは眠り前の静かな姿。
細い小さな芒の花穂。
このあと茎は一本二本と少しずつ離れ去り、地上からその姿を消す。
それぞれの草も冬粧い。

   草々の力尽せし紅葉かな  (藤本安騎)

風知草秋171

風知草秋172

風知草秋173

風知草秋174
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ツワブキ(石蕗) ~それぞれの情景~
- 2017/11/26(Sun) -
石蕗171 - コピー

家の向かいに柿畑がある。
実が見事なまでに枝いっぱいなのだが。
収穫されないまま。
柿剥きの時期はとっくに過ぎてしまっている。

剪定に除草に何度もの消毒と、働く姿を今年も見てきた。
どうしたのだろう。

庭には石蕗の花。
花の中には虻たち。

その向こうに柿色が広がる。

  明るさのしばらく胸に石蕗の花  (深見けん二)

石蕗172

石蕗173

366.jpg
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バラ(薔薇) ~雨があがって~
- 2017/11/24(Fri) -
秋薔薇2171

昨日のこと。

朝までの雨があがると、雲は徐々に消えていき、青空が広がった。
陽射しに誘われて外に出た。
ピンクの薔薇は冴えて五分咲きほどに。
その花びらにはところどころに雨粒が残る。
垂れる一つの粒の中には太陽が入って光を放射している。

せっかくなので、剪って部屋に招き入れる。
淋しかった間に落ち着いた色香が加わった。

  秋薔薇や彩を尽して艶ならず (松根東洋城)

秋薔薇2172
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