マツバギク(松葉菊) ~近くで花火~
- 2017/07/25(Tue) -
マツバギク257

昨夜、近くで花火が上がっていた。
個人で楽しむ打揚花火のようだ。
花火も進化し、けっこうの高さや大きさとなり、音もそれなりだ。
便乗して窓の外の彩りを楽しんだ。
夏休みに入った都会の子どもが祖父母の家に来て一緒にやっているのだろうか。

しばらく前から松葉菊が咲いている。
その形はぱっと開いた花火のようでもある。

  恋しさも暑さもつのれば口開けて  (中村草田男)

マツバギク018

マツバギク646

マツバギク278
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ムラサキツユクサ(紫露草) ~花の色のいろいろ~
- 2017/07/24(Mon) -
紫露草171

朝に開く紫露草のいろいろ。
暑い午後にはその色を閉じる。
3枚花びらの中には細い毛。
これも一日花。

花言葉の中には「ひとときの幸せ」も。

  ひとときの幸せありや露の花 (あや)

紫露草172

紫露草173

紫露草174

紫露草175

紫露草176

紫露草177
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ヘリオプシス(Heliopsis) ~「細やかな気配り」~
- 2017/07/22(Sat) -
ヘリオプシス171

ヘリオプシスが黄い花を広げる。
放射状に広がる花びらをは小さな向日葵のよう。
モンシロチョウがとまる。
この花には“細やかな気配り”などの花言葉。

子どもたちは夏休みになったと。
まわりはすべてが夏を深くする。

心の夏バテに注意。

   蘂に置く蘂よりほそき蝶の足  (粟津松彩子)

ヘリオプシス172

ヘリオプシス173

ヘリオプシス174

ヘリオプシスに紋白蝶17
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ヒペリカム・サンバースト(ポンポン咲き金糸梅 ) ~梅雨あけて~
- 2017/07/21(Fri) -
サンダーバースト171

次々に咲くポンポン咲き金糸梅。
そして一日で次々に萎み落ちていく。

蕊は球状に盛り上がる。
数え切れないほどたくさん。
名の通りポンポンのよう。

梅雨も明け、陽射しが強さを一段と増す。

  世にも暑さにも寡黙をもって抗しけり (安住敦)

サンダーバースト172

サンダーバースト173

サンダーバースト174

サンダーバースト175
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ノカンゾウ(野萱草)  ~暑き花の色~
- 2017/07/21(Fri) -
ノカンゾウ864

野萱草は百合に似た野花。
濃橙色の一重の花びらには薄い筋。
花は朝開き夕には萎む。

  野に咲いて忘れ草とはかなしき名  (下村梅子)

ノカンゾウ928

ノカンゾウ874 - コピー
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オカトラノオ(丘虎尾) ~やわらかとのどか~
- 2017/07/20(Thu) -
オカトラノオ171

いつのころからか、オカトラノオが毎年ほぼ同じ辺りで咲く。
自然に出てきたものなのか、植えたものかははっきりしない。
小さな花は茎の下方から上に向かって進む。
その花穂の様はトラの尾の風格というより、愛らしい白い子猫の尾のように見える。
眺めているとそんな小さな花に虫も遊びに来る。
ひとりのどか。
 
  掌に承けて虎尾の柔かき  (富安風生)

オカトラノオ172

オカトラノオ1732

オカトラノオ174
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コオニユリ(小鬼百合) ~百合根の花~
- 2017/07/19(Wed) -
コオニユリ171

小鬼百合がオレンジの花を咲かせる。
くるりと反る濃紫の斑点を持つ花びら。
外へぐんと伸び出る長い蕊たち。
ちょっと触れればりんりん揺れる。
見るからに愛らしい。

もともとは10年ほど前、茶碗蒸の材料としての百合根。
その余りを土の中に埋めたのが、こうした花姿に。

 百合の蘂みなりんゝゝとふるひけり   (川端茅舎)

コオニユリ172

コオニユリ173

コオニユリ174

コオニユリ175
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セイヨウノコギリソウ(西洋鋸草) ~小さな花に小さな虫~
- 2017/07/19(Wed) -
ノコギリソウ171

西洋鋸草のさりげない風合。

3~4㎜ほどの花は茎頂に集まり花序を作る。
その5弁の花びらには、さらに小さな黄色の蕊。
こんな小さい花にも小さな夏の虫。

今日はさらに暑い予報。

  のこぎり草揺れて疾駆す青目猫  (加藤楸邨)

ノコギリソウ172

ノコギリソウ173
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ノウゼンカズラ(凌霄花)  ~凌霄でのうぜんとは~
- 2017/07/18(Tue) -
凌霄花171

蔓を絡めて上へ上へとオレンジの花。
暑い盛り咲くのは凌霄花。
垂れる花茎にいくつも。
誰かがそれを「真昼のシャンデリア」と喩えていた。
そんな感じ。
花を覗けば蕊が目に鼻に口にと、何やらの顔にも。

  凌霄や花を垂れたる蔓の花 (籾山梓月)

凌霄花172

凌霄花173

凌霄花174

凌霄花170
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ナツメ(棗の花) ~なんなんなつめのはなのした~
- 2017/07/18(Tue) -
棗171

棗に花。
小さな星形。
枝に沿って並ぶ。

 ♪あのこはだあれ…
 ♪なんなんなつめの…

蟻も遊ぶ。
すでに実の形になっているのも。

  夏風にそよそよ歌う花棗  (あや)

棗172

棗173

棗174
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ギボウシ(擬宝珠) ~その中に入って見ると~
- 2017/07/17(Mon) -
擬宝珠171

擬宝珠の伸びた花茎が斜めになって、庭の小径に覆いかかる。
一つの茎にいくつもの蕾が連なるようについて、それが下から上に向かって咲く。

百合に似たその花の中にはよく熊蜂が入り込んでいる。
奥行きのある空間とくるっと先を曲げた蕊が心地良いのだろう。
ミクロになってそこから見渡してみるとどんなだろう。

    睡き子のかたむきかゝる花擬宝珠   (石田いづみ)

擬宝珠175

擬宝珠172

擬宝珠にクマバチ15725
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カーネーション(carnation・和蘭撫子) ~3年目~
- 2017/07/17(Mon) -
カーネーション171

カーネーションは3年目の夏を迎える。
その5月、イベントの折に知人がラッピングの鉢をプレゼントしてくれた。
それを地植えしたのが根付いた。
寒さに弱いというイメージを勝手に持っていたが、2度も冬越したのだから意外と逞しいようである。
この先何年咲いてくれるか。
何年…。

  炎ゆる日のカーネーションに自省する (あや)


カーネーション172

カーネーション173
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イトバハルシャギク(糸葉波斯菊) ~蝉の声~
- 2017/07/16(Sun) -
イトバハルシャギク329

コスモスにも似た形の黄色い花は糸葉波斯菊。
糸葉の名がつくのはその葉が細いからだろうか。
宿根草で、こうした姿を毎年見せてくれる。
虫たちも好きらしい。

辺りにはアブラゼミもその声を増やしつつある。
夏の声、夏の音、夏の響き。

  聞くうちに蟬は頭蓋の内に居る  (篠原梵)

イトバハルシャギク337

イトバハルシャギク478

イトバハルシャギク486
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オタフクアジサイ(お多福紫陽花・渦紫陽花) ~かたつむりも~
- 2017/07/15(Sat) -
お多福紫陽花171

オタフクアジサイも好き。
少しの厚みと丸みのあるその形がなんともほほえましくて愛らしくて。
見ようによってお多福の面?かもと。
そして重なり合う姿も渦?かもと。

さっと雨が降って。
そのあとに小さな蝸牛がいて。
癒やしの一時。

  かたつむり甲斐も信濃も雨の中  (飯田龍太)

お多福紫陽花172

お多福紫陽花173

お多福紫陽花174

お多福紫陽花にカタツムリ

お多福紫陽花の真花
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ヒャクニチソウ(百日草) ~八月になったらどうなるんだろう~
- 2017/07/15(Sat) -
百日草170

北海道では10日連続の真夏日だとか。
ここ山国信州とて連日の猛暑が続く。
最高気温が兵庫県で36.9℃とか、沖縄より北海道の方が高いとか。
熱中症で〇〇人搬送されたとか。
そんなニュースにも驚かなくなるほど感覚も麻痺する。

畑仕事など、ちょっと体を動かせば肌着がびっしょりだ。
一緒に作業しながら「この暑さ、八月になったらどうなるんだろうね」と先のことを心配する家人。
たしかにまだ梅雨も明けきらず、これからがピークを迎えるのだから。

シャワーを浴びて、外に出る。
百日草が並んで咲く。
こぼれ種からの小さな苗たちが。
ちゃんと育って。
その花言葉には「絆」「幸福」など。
しみじみと百日の花姿を楽しむ。

   百日草百日の花怠らず  (遠藤桐逸)

百日草171

百日草172

百日草173

百日草174
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ユリ(百合・タラゴナ・Tarragona) ~揺れる香り~
- 2017/07/14(Fri) -
タラゴナ170

鮮やかな黄色い百合がすっくと立つ。
たしかタラゴナという名だった。
暑さの中にもその香が漂い届く。
風吹いて、蕊がりんりんゆれる様もいい。
これは植えっぱなしで何年にもなる。
百合は意外に丈夫な花のようだ。

  起ち上る風の百合あり草の中  (松本たかし)

タラゴナ171

タラゴナ172

タラゴナ173
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ガクアジサイ(額紫陽花) ~にいにいぜみ~
- 2017/07/14(Fri) -
ピンク額紫陽花170

シーシーシーシーチッチッチ・・・と断続的に聞こえる蝉の声。
「アブラゼミ?」
「違うよ」
「ミンミンゼミ?」
「全然違う」
「ヒグラシ?」
「それはカナカナ、カナカナ」
「なんなの?」
「ニイニイゼミだよ」
「鳴き声はいつ聞いても覚えられない」
「知ろうとしてないからだよ」
「だいたいききながしているからそうかも」

ピンクの額紫陽花も咲くが、私は庭の紫陽花の中でこの色が一番好きかもしれない。

  紫陽花に伏字のごとき一日かな (岡本眸)

ピンク額紫陽花171

ピンク額紫陽花172

ピンク額紫陽花173
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ヒマワリ(向日葵) ~炎の人の好きだった花~
- 2017/07/12(Wed) -
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ヒマワリがぐんと背を伸ばして咲いている。
これは昨年のこぼれ種から出たものを並べ替えて植えたもの。
逞しく大きく育ってうれしい。

この黄色い花にはゴッホが思い浮かんだりする。
実際にその「向日葵」の作品を見に足を運んだこともある。
そのきわめて個性的で強烈な作風には惹かれるものがあり、若い頃から好きだった。
昔、滝沢修が演じる「炎の人」も見たこともある。
彼をモチーフにしたザッキンの彫刻「炎の画家」も見に行ったこともある。

そんなことを思い出しながら太陽を思わせる元気色を一人眺める。
蜜蜂もやってきた。

  向日葵がすきで狂ひて死にし画家  (高浜虚子)

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ヤマアジサイ・クレナイ(山紫陽花・紅) ~白から紅へと少しずつ色を染めて~
- 2017/07/12(Wed) -
クレナイ171

クレナイは今から30数年ほど前に南信州「小川路峠」で発見された山紫陽花。
最初は真っ白、それが日を重ねるごとに徐々に紅色に染まっていく。
その色変わりを楽しむ。
葉も花萼も小さく、山路にひっそり咲いているのが似合うような素朴な風情がある。

  塗られゆく山紫陽花の田舎色   (あや)

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クレナイ174

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サンパラソル(Sun Parasol) ~花日傘~
- 2017/07/11(Tue) -
サンパラソル171

連日の猛暑、毎日帽子が欠かせない。
いつの間にか露出する腕の部分がだいぶ濃くなっている。

深紅の花はサンパラソル。
いかにも強い陽射しの夏に似合う。
我が家で3年目になる。
2年も冬越しできたことには拍手。

  好く化粧ひ好く着こなして日傘さし (高浜虚子)

サンパラソル172

サンパラソル173
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ヤエガクアジサイ (八重額紫陽花) ~気をつけよう~
- 2017/07/11(Tue) -
八重額紫陽花171

町の屋外広報で熱中症に対しての注意を呼びかけていた。
家人の話では、熱中症との因果関係は不明だが一人で作業していた男性が亡くなったらしい。

蛇を2匹見た。
1匹はシマヘビ、もう1匹は草陰ではっきりしなかったが青大将のように見えた。
日の当たらないところを選ぶようにゆっくり進んでいた。
彼らも熱中症対策をしているのだろうか。

私も気をつけなくては。

八重の額紫陽花はまた一味違っていい。

  美しや蒼黒き溝額の花 (山口誓子)  

八重額紫陽花172

八重額紫陽花173

八重額紫陽花174

八重額紫陽花175
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ベニガクアジサイ(紅額紫陽花) ~色移り~
- 2017/07/10(Mon) -
ベニガクアジサイ1711

ベニガクアジサイの色移り。
縁にギザギザを持つ萼は真っ白からピンクを重ねていく。
薄らと頬紅を塗るかのように。
少女から大人色への変身?

  数々のものに離れて額の花  (赤尾兜子)

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ベニガクアジサイ1712

ベニガクアジサイ1715

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ナンテン(南天の花) ~実るかたちをして咲く~
- 2017/07/09(Sun) -
南天の花171

夏の高校野球の地方予選が始まっている。
母校が完封で勝利を収めていたことを新聞で知る。
ひょっとしたら…、などとこの先の戦いぶりに少しの期待を込める。

梨の木の高さにまで伸びた南天に花が咲く。
一つひとつは6弁の白い小さな花だが、それが集まり房状になっている。
その中に6本の黄色い雄蕊と丸い膨らみの1本の雌蕊。
目を凝らして見るとなかなかの造型。
虫たちも遊んでいる。

  南天の人声にさへ花こぼす   (長沼三津夫)

南天の花172

南天の花173

南天の花174

南天の花175

南天の花176
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ガクアジサイ(額紫陽花・額の花) ~「ハイ、ハイ」~
- 2017/07/09(Sun) -
赤紫額紫陽花170

「チョットコーイ!、チョットコーイ!」
離れた林から何度も繰り返して辺りに大きく響きわたる。
いつ聞いてもこの小綬鶏の命令口調のさえずりはなんともユーモラス。
「ハイ、ハイ。わかりましたよ」と、ついつい返答したくも。
実際にその姿を見たことはないが、声にはもう何年も親しくさせて貰っている。
たまには我が家の紫陽花の咲く庭にもに来て、間近に聞かせてほしいものだ。

  小綬鶏の妻恋ひ節のちょっとこい (沢木欽一)
 
赤紫額紫陽花171

赤紫額紫陽花172

赤紫額紫陽花173
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リアトリス(Liatris・百合薊・麒麟菊) ~「蚊がいる!」~
- 2017/07/08(Sat) -
リアトリス171

直立して咲くのはリアトリス。
穂状のそれは小さな花の集まり。
花頂から下に順序よく咲き進む。
和名に“百合薊”“麒麟菊”とある。
その薊に似た色形、あるいは長く伸びた姿からして、なるほど。

「蚊がいる!取って!」
一匹がダイニングにいた。
今年はじめてのご対面。
それにしてもどこから入ってきたのだろう。

  ひるの蚊を打ち得ぬまでになりにけり  (石橋秀野)

リアトリス172

リアトリス173
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アジサイ(紫陽花) ~同期会~
- 2017/07/08(Sat) -
紫陽花3171

星祭りの夜、同職に同年で就いた仲間の同期会があった。
一年に一度の顔合わせで、今年は12人の参加。
今回は幹事の居住する村の割烹。
料理が品の良い器に美しく盛られる。
久しぶりの再会に、雰囲気も良く話が弾む。
その後のそれぞれの人生に学ぶことも多い。
中でも近況報告に伺う女性の行動力、元気さにフムフムと。
これからも長く付き合っていく。

私は紫陽花が好き。

  希(ねが)ふこと少なくなれり星祭  (品川鈴子)

紫陽花3172

紫陽花3173

紫陽花3174

紫陽花3175
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シャラ(沙羅・夏椿) ~夏の日の儚き花~
- 2017/07/07(Fri) -
シャラ171

沙羅は五弁の白い花。
花びらには少しのちじみ。
中にはたくさんの黄色い蕊。

そして夕刻にポトリ。
儚い一日花。

  肉体を離れてしずか沙羅の花   (高澤晶子)

シャラ172

シャラ173
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ガクアジサイ(額紫陽花・額の花) ~静かに見る~
- 2017/07/06(Thu) -
額紫陽花青176

離れて見る紫陽花。
近寄って見る紫陽花。
目をそばにして見る紫陽花。

集(あづ)真(さ)藍(あい)。
味彩。

紫陽花は静かに観るのがいい。

   かなしみのはづれより咲く額の花  (平井照敏)

額紫陽花青171

額紫陽花青172

額紫陽花青173

額紫陽花青174

額紫陽花青175

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ハナショウブ(花菖蒲) ~叔母~
- 2017/07/06(Thu) -
花菖蒲白紫173

義理の叔母を見舞う。
車椅子に座って点滴の最中だった。
顔を見て頷き、握る手を弱い力で握り返してくれる。
言葉を失った今は、目で会話する。
こちらの話す言葉に、感情が出るのだろう、何度も目に手をやる。
胸の辺りが痛いようで手を当てながら時々顔をしかめる。

「また、来ますね」
淋しそうに首をわずかに縦に振る。
元気な声で店を切り盛りしていた叔母だった。

白の花びらを紫で縁取るやさしい色模様の花菖蒲。
花数を少なくし、そろそろ終わりを迎えている。

  むらさきも濃し白も濃し花菖蒲  (京極杜藻)

花菖蒲白紫172

花菖蒲白紫171
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アジサイ・スミダノハナビ(紫陽花・墨田の花火) ~蝉の声~
- 2017/07/05(Wed) -
墨田の花火171

かなり暑かった一昨日。
聞こえてきたのは数匹の蝉の声。
土の中でこの季節が来るのをじっと待っていた彼ら。
ようやく伸び伸びと自己発現できる。
この先、日を追う毎にその合唱の音量は増し、夏を耳でも実感させる。
早朝の庭で、彼らが明るい外の世界を目指して抜け出た穴を見つけるのも楽しみである。

墨田の花火が咲く。
その名の通り、打ち上がり広がる如くの姿と雰囲気を届けてくれる紫陽花である。

  紫陽花や大きな夢をばらばらに (加藤楸邨)

墨田の花火172

墨田の花火173

墨田の花火174
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