スモモ(李の花) ~純白の五弁花~
- 2023/03/29(Wed) -
李051

白、白、白。
木にびっしりの白。

李の花は純白の5弁。
例年より少し早く。
今その盛り。
ああ見事と一人見る。

さてもそんなにたくさんの花なのに。
その実はもう何年もほんの少しだけ。
収穫という言葉とはほど遠く。
されど、文句は言うまいに。
生るだけでもありがたい。

想い起こせばそれは小さな苗木。
植えてから40年近く。
数メートルの高さにまでなって。
枝を張り、太い太い幹になって。

   いつのまにか年は過ぎ知らないうちに人は去って行くふとそんな春愁  (上武旋転子)

李052

李053

李054

李055

李056

李057
この記事のURL | 草と花と鳥と | CM(0) | ▲ top
オオサカフユザクラ(大阪冬桜) ~毎年二度の花~
- 2023/03/28(Tue) -
大阪冬桜051

大阪冬桜がほぼ満開。
その名にあるように、葉を落とした冬が本番の桜。
そして毎春、葉が出るのに合わせて再び開花する二季咲き。
このように年に二度の花は大変なエネルギーを使うのではないかと思ったりもするが。

花はやや小振りの白い八重。
咲き進むにつれピンクを纏う。

   冬桜の上をピーヒョロロととんびがゆっくり飛んでいるそろそろ四月 (居山聞涛)

大阪冬桜052

大阪冬桜053

大阪冬桜054

大阪冬桜055

大阪冬桜056

大阪冬桜057
この記事のURL | 草と花と鳥と | CM(0) | ▲ top
クリスマスローズ(Christmas rose・八重咲) ~トカゲがスルスルスルと~
- 2023/03/27(Mon) -
ダブルクリスマスローズ051

八重咲のクリスマスローズがある。
示す名をうまく表せないような微妙な色の。
近くにある他のに比べて地味で目立たない。
でも、それがまたいい個性。

トカゲがスルスルスルと抜けていった。
今年初めて見る。
いろいろが動き出す。

   桜と李が同時に咲いている今日やることをメモしてポケットに入れる  (上武旋転子)

ダブルクリスマスローズ052

ダブルクリスマスローズ053

ダブルクリスマスローズ054

ダブルクリスマスローズ055

ダブルクリスマスローズ055-1

ダブルクリスマスローズ056
この記事のURL | 草と花と鳥と | CM(1) | ▲ top
ハクモクレン(白木蓮) ~ふんわりゆらゆら~
- 2023/03/26(Sun) -
白木蓮051

たくさんのやわらかな白い花。
木を覆うほどのハクモクレン。

ふんわりふわり。
ゆらゆら揺らぎ。

ハクモクレンはやさしい。
ハクモクレンは温かい。

   離れて見る近づいて見る白木蓮はやさしくて温かい  (上武旋転子)

白木蓮052

白木蓮053

白木蓮054

白木蓮054-1

白木蓮055-1

白木蓮056
この記事のURL | 草と花と鳥と | CM(0) | ▲ top
アンズ(杏の花) ~ん~、きれい~
- 2023/03/25(Sat) -
杏051

杏も咲く。
ほぼ満開に。
今年は全国的に花木の開花がだいぶ早いという。
これもそのよう。

薄紅色のやわらかな花。
ん~、きれい。
その花の中では虫たちが遊んでいる。
花びらに人の顔をし腕を伸ばしたような花蜘蛛も見える。
彼らもうれしいんだろうなあ。

夏には甘みにほんのり酸味を乗せた独特の味わいの黄色い実が生る。
私はそれを生で食べるのが好き。

   杏という名のおしゃべりの子がいた今頃どこで何をしているのだろうと花に顔浮かぶ  (上武旋転子)

杏052

杏053

杏054

杏055

杏056

杏057

杏058
この記事のURL | 草と花と鳥と | CM(2) | ▲ top
ムラサキハナナ(紫花菜) ~北へ帰る頃~
- 2023/03/24(Fri) -
紫菜花051-1

中庭から下がった南側の土手にムラサキハナナが咲いている。
野生化し周りになじんで。

立ち上がる茎の先に複数の花を付ける。
紫の花びらは4枚でゆるく波打つ。
中の蕊はくちなし色。
その軽やかな様は心地よい。

作業をしていたらジョウビタキが山吹にとまった。
三月も下旬、彼もそろそろ北へ帰る頃か。

   胸を抜けるような心地もして土手の群れ花ひらひら  (居山聞涛)

紫菜花052

紫菜花053

紫菜花055

紫菜花056
この記事のURL | 草と花と鳥と | CM(1) | ▲ top
スイセン(水仙・ティタティタ) ~いつもの景色~
- 2023/03/23(Thu) -
ティタティタ050

家の入り口に背の低いスイセンが並んでいる。
これは三月下旬のいつもの景色。

そこはちょうど山越えの朝陽があたるところ。
青い空をバックにするとその黄色がいっそう映える。

植えっぱなしでもう何年にもなる。

   普通に春が来て普通の日常があることの幸せを水仙の中に見る  (上武旋転子)

ティタティタ052

ティタティタ054

ティタティタ055

ティタティタ056
この記事のURL | 草と花と鳥と | CM(1) | ▲ top
ブンゴウメ(豊後梅) ~毎年梅干しを作ります~
- 2023/03/22(Wed) -
豊後梅051

ほかのにだいぶ遅れて咲く淡い紅梅があります。
品のいい一重の美しい花です。
いい香りがします。

私は毎年梅干しを作ります。
この梅の花はその実を取るために植えた“豊後”という品種です。

今年もたくさん咲いています。
今年もたくさん実が生ることでしょう。
今年もたくさんの梅干しができそうです。

遠くで小綬鶏が鳴いています。
そろそろ鶯の声も聞こえるでしょうか。

   花の数が実の数と眺める梅花の楽しさよ  (実野滸人)

豊後梅052-1

豊後梅053

豊後梅054

豊後梅055

豊後梅056

豊後梅057

豊後梅058
この記事のURL | 草と花と鳥と | CM(0) | ▲ top
サンシュユ(山茱萸) ~春黄金花(ハルコガネバナ)の名~
- 2023/03/21(Tue) -
山茱萸056

山茱萸の木が黄色で満ちる。
その咲く様を見てサンシュユの花に「ハルコガネバナ」との別名をつけたのは牧野富太郎博士だという。
まさにその名に相応しい景色だ。

蕾は米粒のような形。
開いた花は1㎝あるかどうか。
4枚の花びらはくるりと反り返る。
中から4本の雄蕊と1本の雌蕊が伸び出る。

花期が長いのでそのハルコガネバナはおよそ一ヶ月ほどは楽しめる。

   新しい気をいっきに発するかのように山茱萸が咲いているあっぱれ  (上武旋転子)

山茱萸052

山茱萸053

山茱萸054

山茱萸055

山茱萸051

山茱萸057



この記事のURL | 草と花と鳥と | CM(0) | ▲ top
サクランボ(桜桃の花) ~花見と美味しさの二得~
- 2023/03/20(Mon) -
サクランボ051

その白い花はサクランボです。
桜花ではありません。
蕾の時にはほんのり紅を差します。
今年はいくぶん早めの開花となりました。
染井吉野などのような華やかさはありませんが、花見できるほどにきれいです。

もともと実を得るために植えたもので、品種の違う二本があります
家で食するには十分な実りを毎年届けてくれます。

サクランボはこうして目と口で楽しみ味わうことのできる二得の木です。

   たっぷりと流れる春をゆったりと雲のように胸に納めて一人仰ぎ立つ  (居山聞涛)

サクランボ052

サクランボ053

サクランボ054

サクランボ056

サクランボ057

サクランボ059
この記事のURL | 草と花と鳥と | CM(0) | ▲ top
アセビ(馬酔木) ~どうしましょう~
- 2023/03/19(Sun) -
馬酔木051

馬酔木も盛りです。
壺状の小さなかわいい花が溢れるように咲いてます。
まとまってたっぷりとした長い房になって垂れ下がります。
枝や葉を覆い隠すほどにです。
見事いうほかありません。
春が次々に訪れてくれます。
どうしましょう。

今日は8:00から自治会総出の「道作り」です。
スコップを持っていきます。
いい天気とのことで、汗を搔きそうです。

    『馬酔木』について語っていた現国教師の顔が浮かぶ日の光の中にその花がある  (上武旋転子)

馬酔木052

馬酔木053

馬酔木055

馬酔木056

馬酔木057
この記事のURL | 草と花と鳥と | CM(0) | ▲ top
カタクリ(片栗) ~このままじっと見ていたく~
- 2023/03/18(Sat) -
片栗051

片栗が2輪咲きました。

横から見て真上から見れば。
くるりと反り返る6枚の薄紫の花びら。
濃い青紫色の雄蕊しべは6個。
花びらと同じ色の雌蕊は長く伸びて先を3裂させています。
いいですね。
腰を屈めてこのままじっと見ていたくなります。

   片栗の花を見て思い出した「春の手紙」時流れて今を元気にしているか  (上武旋転子)

片栗052

片栗053

片栗0454
この記事のURL | 草と花と鳥と | CM(1) | ▲ top
クリスマスローズ(Christmas rose) ~蚯蚓を見た~
- 2023/03/18(Sat) -
クリスマスローズ3151

中庭の一角には両サイドにクリスマスローズを並べて植えてある
それらは今咲き揃う。
種類はそう多いわけではないがそれぞれに違う表情を見せてくれる。

縁を赤紫から弱めのグラデーションにする花はほとんど下を向いて。
その顔を低い位置から覗いて見る。

昨日そこを15㎝ほどの蚯蚓がゆっくりゆっくり進んでいた。
土の中で過ごしていたいろいろなものたちも地上に出てきて動く。

   クリスマスローズのそばを蚯蚓が進む彼の目には春の何が見えるのだろう  (居山聞涛)

クリスマスローズ3152

クリスマスローズ3153

クリスマスローズ3154

クリスマスローズ3155

クリスマスローズ3156
この記事のURL | 草と花と鳥と | CM(0) | ▲ top
ロウバイ(蝋梅) ~一筋の飛行機雲~
- 2023/03/17(Fri) -
蝋梅2051

春は黄色。

蝋梅の黄色。
並んで満作の黄色。
元気な黄色。
幸せの黄色。
楽しい黄色。

その中に一筋の飛行機雲。

   一身上の都合により3月末で退職することになりましたと報告した彼女26歳の春  (上武旋転子)

蝋梅2052

蝋梅2053

蝋梅2054

蝋梅2055

蝋梅2056

蝋梅2057
この記事のURL | 草と花と鳥と | CM(1) | ▲ top
クリスマスローズ(Christmas rose) ~庭を歩く度に~
- 2023/03/16(Thu) -
黒紫のクリスマスローズ051

東京では桜の開花宣言となったらしい。
どうやら今年はいろいろの花がいつもより早いようだ。

庭の草花、花木を見てもそれは実感する。
いつも4月の頃に咲くサクランボや二季咲きの大阪冬桜、日向水木にも花があり。
山茱萸はすでに満開。
一昨日見つけた片栗はあっとにいうまに花が立ち上がってきている。

おおかたのクリスマスローズも見頃。
並ぶ中で黒紫のがひときわ目立つ。

   スポーツウエアーに身を包んだランナーのように次々と花競う陽春 (上武旋転子)。

黒紫のクリスマスローズ052

黒紫のクリスマスローズ053

黒紫のクリスマスローズ054

黒紫のクリスマスローズ055

黒紫のクリスマスローズ056
この記事のURL | 草と花と鳥と | CM(0) | ▲ top
ユキワリソウ(雪割草) ~雨上がりの庭に~
- 2023/03/14(Tue) -
雪割草051

昨日の朝。
覚めれば久しぶりの雨。
それは次第に強くなり。
旅への家人をバス停に送る頃には土砂降りに。
「春雨」と言葉の情緒もないほどに。

午後には上がり、陽も差す。
しばらく乾燥していたので草花にとっては嬉しいこと。

庭に出れば落ち葉の中に赤い雪割草が四つ。
そばでは片栗が土を割って出ていた。

   みんな待ち侘びて信濃の春土の上に小さな花三つ四つ  (上武旋転子)

雪割草052

雪割草053

雪割草054

雪割草055

片栗の芽
この記事のURL | 草と花と鳥と | CM(0) | ▲ top
クロッカス (Crocus) ~白はいい~
- 2023/03/13(Mon) -
白クロッカス051

クロッカスが3輪。
山茱萸の木の下に。
白い色の。

昔「白い色は恋人の色」という歌があった。
きれいなハーモニーだった。

白はいい。
ほんとに。

私は家人の髪をカットしてやった。

   夭逝の画家の画集を見ながらくしゃみとはなみずが止まらない春だ  (居山聞涛)

白クロッカス052

白クロッカス053

白クロッカス054
この記事のURL | 草と花と鳥と | CM(0) | ▲ top
ウメ(紅梅) ~ますますの春~
- 2023/03/10(Fri) -
梅051

風も光も水ももうちゃんと春です。

八重の紅梅も咲き進みます。
その花に蜜蜂がやってきました。
これも今季初めて見ます。

人にも虫にもうれしい春です。
私はタイヤ交換をしました。

   紅梅に蜂が遊んでいて久しぶりに東京へ行きたくなった  (上武旋転子)

梅052

梅053

梅054

梅055

梅056

梅057
この記事のURL | 草と花と鳥と | CM(1) | ▲ top
シンビジウム(Cymbidium・“In The Mood”) ~花が奏でる音楽~
- 2023/03/09(Thu) -
シンビジウム051

シンビジウムが咲きました。
私の部屋の窓辺に置いてあります。
1月に2本の花茎が伸びて立ち上がってきました。
そのうちの1本の花茎を傷つけてしまうというハプニングもありましたが。
それからゆっくりゆっくりと時間を掛けて。
「ありがとう」。

“In The Mood”の名のついた淡いピンクの花です。
素敵な音楽が聞こえてきそうです。

   アートガーデンを見た人は「疲れて休職中です」と言った少しは気分転換になっただろうか  (居山聞涛)

シンビジウム052

シンビジウム053

シンビジウム055

シンビジウム056

シンビジウム057
この記事のURL | 草と花と鳥と | CM(0) | ▲ top
クリスマスローズ(Christmas rose) ~初蝶と初蕗の薹と鶫~
- 2023/03/08(Wed) -
タテハチョウ051

オオイヌノフグリにタテハチョウがとまりました。
今年の初蝶です。
その近くでフキノトウを一つ見つけました。
まだ小さくて固そうです。
これも今季初めて見ます。

クリスマスローズもだんだんに咲いています。
その上の桜では鶫が鳴いています。

温かです。
四月の陽気だそうです。
二枚脱ぎました。

   尾崎豊の「卒業」とアンジェラアキの「手紙」が流れる3月7日初蝶を見た   (上武旋転子)

フキノトオ051

クリスマスローズ3051

クリスマスローズ3052

クリスマスローズ3053

鶫307
この記事のURL | 草と花と鳥と | CM(0) | ▲ top
クロッカス (Crocus) ~花いちもんめ~
- 2023/03/07(Tue) -
クロッカス051

そこにも黄色がありました。
クロッカスです。
土のすぐ上に。
ちょっと離れて数輪ずつの株が二つ。
唱えあい、かけあう“はないちもんめ”。

もう春ははっきりです。

   もうはっきり春黄色いクロッカスの“はないちもんめ”  (居山聞涛)

クロッカス052

クロッカス053

クロッカス054

クロッカス055

クロッカス056
この記事のURL | 草と花と鳥と | CM(0) | ▲ top
カゴシマコウバイ(鹿児島紅梅) ~その色が好きだ~
- 2023/03/05(Sun) -
鹿児島紅梅051

鹿児島紅梅は五分咲きほどになった。

もともとはしっかり枝を張った木だった。
しかし年々2本、3本と枯れていった。
それらを切り落としていった。
中心の幹も弱るのが見えた。
それも切った。
残った枝はわずかになった。
もう枯死するのだろうと思った。

だが数年前から少しずつ細い枝が出るようになった。
数は少ないけれどそれに花も咲くようになった。
元気を取り戻しつつある。

花はやや小振りの深紅。
その色が好きだ。
着物の色にいいと思う。

   時々に訪れる辛苦も難儀もあれど歩を進めれば春は毎日が新しい  (居山聞涛)。

鹿児島紅梅052

鹿児島紅梅053

鹿児島紅梅054

鹿児島紅梅055

鹿児島紅梅056
この記事のURL | 草と花と鳥と | CM(0) | ▲ top
コウム(原種シクラメン・Cyclamen coum) ~小さきものは「いと愛(かな)し」~
- 2023/03/04(Sat) -
コウム051

コウムが咲いている。
1㎝ほどの淡いピンクの花。
斑入り藪蘭の中で一輪。
ひっそりと。

信州の厳しい冬を耐えてこうして。
小さいけれど。
コウムのけなげ。

    藪蘭の中コウム一輪信濃の春  (奈美あや)

コウム052

コウム053

コウム054

コウム055
この記事のURL | 草と花と鳥と | CM(0) | ▲ top
マンサク(満作) ~黄色が溢れている~
- 2023/03/02(Thu) -
万作051

木に溢れる黄色。
捩れた紐状のが。
蕾から伸び出て。
枝を覆うほどに。

不思議で面白く。
満作の花の見事。

   まんさくの黄色あふれて笑みと拍手の三月入り  (奈美あや)

万作052

万作053

万作054

万作055

万作056

万作057
この記事のURL | 草と花と鳥と | CM(1) | ▲ top
フクジュソウ(福寿草) ~冬時間から春時間へ~
- 2023/02/27(Mon) -
福寿草0521

福寿草が落葉の中に5つ。
笑顔のような黄色の花が。

いつもは大家族のようにかたまって咲く。
いくつものはまだ土の中でもぞもぞしている?
すべてが出て咲き揃うのはもう少し先か。

風も川も鳥も草木も、冬時間から春時間へ。

   福寿草五つ昨日と違う小さな春があってまたきっと明日も新たに  (居山聞涛)

福寿草0522

福寿草0523

福寿草0524

福寿草0525
この記事のURL | 草と花と鳥と | CM(1) | ▲ top
シジュウカラ・メジロ(四十雀と目白) ~青い空と桜枝と~
- 2023/02/26(Sun) -
四十雀2251

今度は彼岸桜に四十雀。
ツッピー、ツッピー、ツッピーと。
歯切れの良いリズミカルな声。

嘴を枝に伸ばす。
何を食べているんだろう。

そばに目白もやってきた。
ピチュピチュピチュ。

   「元気かい」「うん、君は」と二つの鳥の声と澄んだ青い空と平和な桜枝  (上武旋転子)  

四十雀2253

四十雀2252

目白225
この記事のURL | 草と花と鳥と | CM(1) | ▲ top
ホオジロ(頬白) ~梅一輪~
- 2023/02/25(Sat) -
ホオジロ2241

柿の木にいろいろな鳥がやってくる。
頰白もとまった。
ふだんはどこで寝泊まりしているのだろう。
パートナーはいるのだろうか。

   「新しい自分になるためには捨てなければならないものがある」と書いて梅一輪  (居山聞涛)

ホオジロ2242

鹿児島紅梅1
この記事のURL | 草と花と鳥と | CM(0) | ▲ top
ソシンロウバイ(素心蝋梅) ~二月の雨の中~
- 2023/02/20(Mon) -
臘梅051

傘を差して外に出た。
さすがに鳥はいない。
福寿草は閉じている。
万作が開きかけている。

長靴の底の土が厚くなって歩きにくい。

アートガーデンも雨の中。
ソシンロウバイがいくつか開いている。
その花びらや蕾の雨粒に周りの景色が取り込まれている。

一枝剪って玄関に置いたらいい香りが広がった。

一日雨だった。

   やがて希望も未来も感情も「無」になって諦念の中で生きていくと言っていた友は今どうしている  (居山聞涛)

臘梅052

臘梅053

臘梅054

臘梅055

臘梅056
この記事のURL | 草と花と鳥と | CM(1) | ▲ top
フクジュソウ(福寿草) ~ひょっこり一つ~
- 2023/02/17(Fri) -
福寿草05111

白い綿毛になった石蕗の黄色い花。
その横にひょっこり福寿草。
春告草がまた一つ。

「やあ、おはよう。ごきげんいかが?」

歩けば庭のそこここに目覚めの花すがた。
見つけてはほくそえむ。

   福寿草一輪耳を澄ませば聞こえる聞こえる聞こえる  (居山聞涛)

福寿草0512

福寿草0513

福寿草0514

福寿草0515
この記事のURL | 草と花と鳥と | CM(1) | ▲ top
スノードロップ (snowdrop) ~庭を歩けば~
- 2023/02/15(Wed) -
スノードロップ2141

山茱萸の下にスノードロップ。
落葉を押しのけて一輪。
前日には無くて。

いつもなら何本も立つ。
まだ目覚めぬそれらが揃うのも楽しみ。

清らかな白い花しずく。
花言葉には『希望』と『慰め』。

庭を歩けばささやかに春が少しずつ。

   何事もなく生かされ生きている私のバレンタインデーにはスノードロップ  (上武旋転子)

スノードロップ2142

スノードロップ2143
この記事のURL | 草と花と鳥と | CM(1) | ▲ top
| メイン | 次ページ