スペアミント(spearmint) ~朝の訪れ夜の訪れ~
- 2016/08/26(Fri) -
スペアミント161

目にも違いが分かる。
朝の訪れが遅くなってきたのを。
夜の訪れが早くなってきたのを。

肌でも確かに感じる。
朝の風の心地よさを。
夜の風の涼やかさを。

こうして、そっと、そおっと入れ替わっていく。
ゆらぎつつひそやかに。

白い穂状の花はスペアミント。

   草の戸の残暑といもふきのふけふ   (高浜虚子)

スペアミント162

スペアミント163

スペアミント164
この記事のURL | 草と花と鳥と | CM(0) | ▲ top
リュウキュウシカクマメ(琉球四角豆・うりずん) ~はじめて作る~
- 2016/08/25(Thu) -
リュウキュウシカクマメ161

インゲン、エンドウなど豆類はよく作る。

今年はリュウキュウシカクマメが加わる。
名前とその形に惹かれて、初めての栽培。
収穫できるようになった。
餃子のようなシワシワがマメの周りを囲む。
味はくせがなく、さっぱりしている。

花は沖縄のオーシャンブルーような爽やか色。

信州でも育つ。
来年も続けよう。

赤とんぼが目に付くようになった。

  赤とんぼ夕暮はまだ先のこと  (星野高士)

リュウキュウシカクマメ162

リュウキュウシカクマメ163

リュウキュウシカクマメ164
この記事のURL | 自然・菜園・風景 | CM(0) | ▲ top
アンネのバラ(薔薇・Souvenir d'Anne Frank) ~百舌の高鳴き~
- 2016/08/24(Wed) -
アンネのバラ2161

キチキチキチキチキチキチ…。
朝くから届く甲高い声。
モズがいるのは栗の木のてっぺん。
今年は早い訪れ。

八月も下旬。
知らぬ間に秋が少しずつ聞こえだす。

そしてまたアンネのバラも咲く。

  われありと思ふ鵙啼き過ぐるたび  (山口誓子)

アンネのバラ2162
この記事のURL | 草と花と鳥と | CM(1) | ▲ top
ツルムラサキ(蔓紫) ~暑さもそろそろ収まる頃というか~
- 2016/08/23(Tue) -
ツルムラサキ164

毎年のツルムラサキ。
丈夫で栽培に手間が掛からない。
なにより長期にわたって、収穫できるのがいい。

その肉厚の葉のぬるっとした独特の食感が好き。

ピンクの花を付けている。
丸い花は花弁がない。
花もまたおいしい。

黄蝶が留まる。

  カサルスのセロ聞えくる処暑の朝  (堀島濤平)

ツルムラサキ163

ツルムラサキ162

ツルムラサキ161

この記事のURL | 自然・菜園・風景 | CM(1) | ▲ top
ゲッカビジン(月下美人) ~また夜を共に~
- 2016/08/22(Mon) -
げっかびじん2161

日ごとに数と大きさを増す虫の音。
その心地よい響きは夜から明けぬ朝まで続く。
暗闇の草陰で鳴くその姿を想うと、愛おしくもなる。

なぜ昼間は鳴かないのだろう、蝉のように。

昨夜も明るい月が出ていた。
そして月下美人がまた咲いた。
これも夜だけに咲く花。

しばらく部屋で時を共にし、その芳しい香りを鼻に収めながら一週間前に届いた本を読む。
花の様子を確かめてから「また」と、10時前には消灯した。

  灯を消して月下美人と別れけり (松崎鉄之介)   

げっかびじん2162

げっかびじん2163


この記事のURL | 草と花と鳥と | CM(0) | ▲ top
ナシ(梨) ~樹育てと恵みと「時」と~
- 2016/08/21(Sun) -
梨161

お盆の前頃から梨を少しずつ採って食している。
今年はやや早い。

植えたのは1m程の細い苗木だった
そして今こうして枝を広げた樹となり、実る。
消毒や袋がけはしない。
玉もけっして大きくはない。
でもここにはどこにもない育てた味がある。

自分の手で果樹を育てたいと思った。
李、プルーン、梨、葡萄、林檎、栗、柿などを植えた。

「時」は様々なものに恵みをもたらしてくれる。
「時」は色々なことを解決してくれる。

皮をむき、皿に並べるまでは私の仕事である。

  梨むくや甘き雫の刃を垂るゝ (正岡子規)

梨162

梨163

梨164
この記事のURL | 自然・菜園・風景 | CM(0) | ▲ top
タカサゴユリ(高砂百合) ~外来種の野生化~
- 2016/08/20(Sat) -
タカサゴユリ161

白いタカサゴユリ。
花びらの裏側に薄紫の筋が入る。
毎年、猛暑をものともせず数カ所に現れる。
百合としては申し分ない美しさなのだが。
その生命力と繁殖力は強く、なかなか絶やすのが難しい。
花が咲いたところで少しだけ剪って活けるが、あとは抜く。

私にとっては、百合といってすぐに頭に浮かぶのはいつも鉄砲百合。
過去といろんな情景が合わさって思い出される。

  すぐひらく百合のつぼみをうとみけり  (安住敦)

タカサゴユリ162

タカサゴユリ163
この記事のURL | 草と花と鳥と | CM(0) | ▲ top
| メイン | 次ページ