ムクゲ(木槿) ~蚊と熊と揚羽蝶~
- 2014/07/25(Fri) -
ムクゲに揚羽250

蚊にさされた。
蓮華升麻に水遣りをしていた時のことだ。
左肘の裏と左脚の脹ら脛を。
不思議に痛いとか痒いとかより、そうかそんな季節なのだと穏やかな心持ちだった。

そこへ町からの広報が流れる。
  役場産業観光課から熊の出没情報についてお知らせいたします。
  今日昼頃、西山付近でツキノワグマの目撃情報がありました。
  付近の皆さんは十分注意をなさってください。
  また、その地域を通る際は鈴を付けるなどの安全対策をお願いいたします。
出たのは近くの温泉施設のある辺りらしい。
いい形でそれぞれが共存していけるといいのだが。

ピンクの木槿に揚羽蝶もやってきた。

   夏の蝶高みより影おとしくる  (久保田万太郎)

ムクゲピンク251

ムクゲピンク253

ムクゲピンク254
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ノウゼンカズラ(凌霄花) ~揺れて乱れてオレンジ~
- 2014/07/24(Thu) -
ノウゼンカズラ241

蔓を絡めて上へ上へ。
夏の空に凌霄花。
風に揺られて乱れ咲く。
花はオレンジ、ラッパ型。
その色形のままにぽとりぽとりと落ちる。
凌霄花は夏盛りの花。

  のうぜんの花は遠くに見ゆるなり  (今井杏太郎)

ノウゼンカズラ242

ノウゼンカズラ243
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ノカンゾウ(野萱草) ~一日の忘れ草~
- 2014/07/24(Thu) -
ノカンゾウ241

ノカンゾウが一株。
黄赤色の花を咲かせる。
6弁の花びらに薄い筋が走る。
朝に開き夕に終える。
一日だけの忘れ花。

蝉の声が日増しに大きくなる。
ソロからアンサンブルへ、そして今は大合唱。

どこもかしこも夏。
目にも耳にも夏。
心にも夏。

   野に咲いて忘れ草とはかなしき名  (下村梅子)

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ノカンゾウ244
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ハギ(萩) ~夏本番~
- 2014/07/23(Wed) -
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ここも梅雨明けだという。
これからは眩しい夏が続く。
熱中症にも気をつけなければ。

萩が咲いている。
この暑さ中で。
白い紫陽花のそばで。
草冠に秋と書いて「萩」なのだが。

萩は離れて全体を見るのもよい。
近寄って見る一つの花もいい。

   風立つや風にうなずく萩その他  (楠本憲吉)

ハギ231

ハギ233

ハギ234
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チャマメ(茶豆) ~モンキチョウの愛~
- 2014/07/23(Wed) -
モンキチョウ231

自産自消。
ナス、キュウリ、ピーマン、インゲン、キンジソウ、オクラ…。
ジャガイモは全て掘り終わった。
トマトや苦瓜はまだ少し先。
スイカは6つ、カボチャは4つ、食べきれず廊下の端でごろごろ。

毎朝、家の裏にある畑の様子を見る。

いつものように長靴を履いてアトリエのドアを開ける。
コンクリートの上にロープがある。
何気なく越えようとした瞬間。
それは少し右側へ動く。
ロープにしては少しのぬめり。
青大将だった。
踏み出した脚は、ドアの中にそっと戻る。
半分ほど開けたドアの中からその動きを見る。
そしてその模様の付いたロープが完全に姿を消したとき、ようやく脚は外に出る。
苦手だ。
思えば今年初めての彼ら訪問だ。
できればあまり来訪して欲しくない。

鋏を持ってボウルにナスとピーマンを採る。
茶豆の様子も見る。
育ちはよく、葉も青々と立派だが、豆のなりが少ない。
その中に一枚、黄色い葉を見つける。
近づくと枯れた葉だと思ったのはモンキチョウだった。
カップルで愛し合っていた。
いい光景だ。
濃い色のが雄で下になっている薄い色のが雌なだろうか。
5分…そのままの体制。
それにしても葉裏に逆さになって支える雄の愛の力。

畑に出るといろいろな発見があって楽しい。

  梅雨明けや胸先過ぐるものの影  (吉田鴻司)

モンキチョウ232

モンキチョウ233
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ムクゲ(木槿 ) ~あはれさに~
- 2014/07/22(Tue) -
ムクゲ221

白い花が木を覆う。
木槿が次から次と咲いていく。
次々と次々と。
そして花は短く、次々に落ちていく。
次々と次々と。
朝には地にある萎んだ多くの花。
昨日も掃き、今日も掃く。
明日も眺め、明後日も掃く。

  あらがはず一日終へる木槿かな  (篠田純子)

ムクゲ222

ムクゲ223

ムクゲ224
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グラジオラス(Gladiolus ) ~ゆれて揺られて~
- 2014/07/21(Mon) -
グラジオラス211

多くのところでもう夏休みに入ったようです。
ラジオからは夏期巡回ラジオ体操・みんなの体操会が流れます。
夏のイベント、夏のお祭り…夏の風物詩が見られる時期です。
そして花にも夏の彩りが見られます。

今ここにはグラジオラスです。
まずは白など、いくつかのが先駆けです。
たしか黄色やオレンジや緑や紫や真っ赤などもあったような。
次に現れるのは何色…。

そうそう、和名では唐菖蒲(とうしようぶ)と言うんですね。
花言葉には「情熱的な恋」「たゆまぬ努力」などどありました。

   グラジオラス揺れてをのをの席につく  (下田実花)

グラジオラス212

グラジオラス213

グラジオラス214
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