キバナカタクリ(黄花片栗) ~ちょっぴりのお色気~
- 2014/04/21(Mon) -
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黄色い色の片栗の花。
片栗よりも少し遅れての開花。
花びらはやはりくるり。
葉には斑がない。
片栗にはひっそりとした情緒。
黄花片栗には明るい爽快さ。

  モンローのスカートのごと片栗の花  (文)

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ツバキ(白椿) ~ひよどりには…~
- 2014/04/21(Mon) -
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「椿」で思い出すこと。
中学生の頃、母の元に毎月届いていた冊子が「椿」だった。
化粧品会社のものだったと記憶している。
今でも発行されているのだろうか。
小学生の頃見たのは白黒映画の「椿三十郎」だった。
隣の家から引き水に浮かんで流れ来る合図の椿。
三船敏郎に切られた仲代達矢の体から吹き上がる血が強烈な印象として残る。
「赤い椿白い椿と落ちにけり」と河東碧梧桐の句を学んだのは中3の教科書だった気がする。
その、絵のような情景描写とリズミカルな響きで覚えやすい句だった。
たしか、「この句の作者を書きなさい」とテストにで出ていたような覚えがある。
山種美術館で速水御舟の『名樹散椿』を見たのは息子と一緒だった。
金地を背景に、老木の枝垂れるような枝に何色かの椿が混じり合って咲く。
通常椿は花ごと落ちるのだが、そこではばらばらになった花びらが描かれていた。
そんなこれや。

家の白椿も花数を増す。
しかし、毎日のように鵯がやってきて嘴でその花を欲しいままにする。
彼には「愛でる」という繊細な感覚はないらしい。

   陽は挿して椿の蘂の黄金かな  (文)

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シラネアオイ(白根葵)  ~そのままで~
- 2014/04/20(Sun) -
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白根葵が咲いている。
なんて優しい色だろう。
風に舞った桜がその花びらの上に一枚。
すてきな対照。

部屋に…。
いやいや、これはここで観るのがいい。
そのまま。

  桜一枚白根葵の上に一枚   (文)

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ハナモモ(花桃・照手白)  ~お姫様の花桃~
- 2014/04/20(Sun) -
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花桃の白い花。
照手桃の八重の花。
箒状に伸びた枝に。
お姫様の物語の花。
四月の風に揺れる。

   花桃をなぜいく風は愛の歌  (文)

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シャクナゲ(石楠花)  ~花をかざせば~
- 2014/04/20(Sun) -
シャクナゲ144201

そういえば昨年のこの日曜日、評議員会のために松本へ出かけて際はかなりの雪だったことを思い出す。
中央道がチェーン規制となり、また国道も渋滞のため、時間に間に合わない役員も大勢いた。
幾度もの会議を重ねて作り上げて用意した膨大な資料。
季節外れの雪降る中、議事のすべてにおいて特段の意見も出ず、無事に承認されてほっとしたこと。

多忙の昨年に比すれば今はゆるりと過ごす日々。
花を見るにものんびりおだやかに。
庭を歩くもゆっくり。
去年と違う春の時間。

昨日から石楠花も開いている。

  石楠花の花を頭せば君が笑む (文)

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シャクナゲ144202
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シュンラン(春蘭・ジジババ)  ~野のささやき、土のささやき~
- 2014/04/19(Sat) -
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これは?
春蘭です。
しゅんらん?
ええ、春の蘭と書いて春蘭です。
すてき。
花は地味ですがね。
ほんと、あまりめだたないわ。
淡い黄緑というか、葉の色に近い花びらなんです。
それがまたいいわね。
でもほら、唇弁だけは白いんですよ。
ほんと、おもしろい。
よく見ると中に赤い点々が見えませんか?
ん、ん。
蘭の特徴ですね。
へえ~。
そうそう、春蘭には「ジジババ」の名もあるそうです。
え~っ、そうなの。

  ひそやかに語り合うかな春蘭は  (文)

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ボケ(木瓜)  ~ああ、春愁、ひなたぼっこ~
- 2014/04/19(Sat) -
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なにしてるの?
えっ?
だから、さっきからボケーっとそとをながめて。
ああ。
なにかあるの?
そうじゃない。
へんよ。
いや、はるはいいなあとおもって。
いまさら。
あつくもなくさむくもなく、なにするにもいいきせつだ。
はい、はい、そうね。
はなもいろいろさいてきたしさあ。
なにをかんしょうにひたっているのよ。
かぜもすずしくきもちいい。
いいからボケーっとすわってないで、たらのめとってきてよ。
いくつ?
てきとうに。
…はるはいいなあ…

  口ごたへすまじと思ふ木瓜の花  (星野立子)

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