鬼やらひ(追儺) ~『季節飾り』~
- 2023/02/03(Fri) -
鬼やらひ0

小さな季節飾りが十七箱ある。
どれも叔父の手作り。
細かなところまで丁寧に拵えてある。
おりふしに合わせ飾って楽しむ。

二月は節分飾り。
『鬼やらひ』の文字と千代紙を貼った箱にも叔父の心が。
中には定番のアイテム。
金棒と青鬼赤鬼。
朱塗りの台に桝豆。
柊鰯とお多福さん。
毎年揃え並べてもう何年も。
そうそう、「春になって暖かくなったら招きします」との約束だった。

さて今日は豆の用意してくれるのだろうか。

   「過去のすべてを受け入れて今をありのままに生きなさい」と書いてある本を閉じる  (居山聞涛)

鬼やらひ1

鬼やらひ2

鬼やらひ3

鬼やらひ4

鬼やらひ箱
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ジョウビタキ(尉鶲) ~首を下げて~
- 2023/02/02(Thu) -
川のジョウビタキ1

庭からは下に川を見下ろせる。
辺りには先日降った雪がまだ少し残っている。
そこへジョウビタキがやって来て石の上に立った。
ふだんは木に遊ぶことが多い鳥だ。
首を下げ、嘴を突き刺して水を飲んだ。
あまり見ることのできないレアな光景である。
そして体を返し羽を広げて飛んでいった。
1分にも満たなかった。

   もやしのひげをとってというので軽くいいよと答えたら30分かかった  (上武旋転子)

川のジョウビタキ2

川のジョウビタキ3

川のジョウビタキ4

川のジョウビタキ5
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ツグミ (鶫) ~今季初めて見た気がする~
- 2023/02/01(Wed) -
ツグミ051

心地よい冬日和。
栗の木にとまったのは鶫。

何するというのでもなく。
静かにたたずんで。
時々吹く風に首を軽く右に左に向けたりして。
彼の周りだけ時間がゆっくり流れているようで。
私も穏やかな気分となりしばらく眺めていた。
ダンプが通った。
飛んでいった。

今季初めて見た気がする。
もしかすると晩秋の頃には来ていたかもしれないが。

   心地よい冬日和栗の鶫を見ていたらダンプが通った (居山聞涛)

ツグミ052
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ナンテン(南天の実) ~一月は行く~
- 2023/01/31(Tue) -
南天1302

葉を紅くした南天。
実の多くは食べられて果柄だけ。
わずかに残る艶やかな赤。
小さいのに豊か。

知人が転んで腰椎にヒビとの報。
「キャンバスは届き、さあこれからというのに」と。
その後いかがか。
早めの快癒を祈る。

見上げる空は澄んで青い。
一月は行く。

   長く感じた今年の一月「過去を思わず未来を思わず」と言い聞かせ  (上武旋転子)

南天1301

南天1304
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メジロ(目白) ~桜祭り~
- 2023/01/30(Mon) -
目白051

木々が葉を落とした今の時期は鳥の姿がよく見える。
ほぼ毎日来てくれるのはジョウビタキ、メジロ、シジュウカラ、そしてそれらが苦手とするヒヨドリ。
ジョウビタキは単独だが、それ以外はだいたい群れか複数の場合が多い。

氷点下8℃の朝にメジロが二羽。
体を丸めて。
顔も寒そう。

沖縄では寒緋桜が見頃を迎えているとのニュース。
桜祭りが開かれているらしい。
今、何度くらいあるのだろう。

   仕事進まず「いっぽいっぽ」と自分を励ます足は冷える  (居山聞涛)

目白052

目白053
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ウグイス(鶯) ~一人で感激している~
- 2023/01/29(Sun) -
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やってきたのはウグイス。
絡み合う冬枯れた蔓草の上に立つ。
あまり動かない。
声も出さず。

全体地味な色。
雄雌同色なのでどちらかは判別できない。
白みを帯びた眉斑と淡黒の過眼線。
肉色の嘴と脚。
鈍い灰緑の頭部と白い腹。
それにやや長い尾。

春から夏の間、知られるその美しいさえずりは家に居てもよく聞くことができる。
しかし、姿を見るのは至難。
私は過去に2回だけで、これでようやくの三度目。
前回は2015年の3月だから8年前になる。

いやあ、うれしい。
ほんとにほんとに。

   冬の鶯きて一人で感激している   (上武旋転子)

鶯052

鶯053

鶯201503262
                                  2015年3月26日
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サザンカ(山茶花) ~雪でした~
- 2023/01/28(Sat) -
雪中山茶花051

雪でした。
積もったのは数㎝と、ほどほどです。
山茶花の葉や花をも覆います。

雪かきをします。
軽い雪です。
さほど力を入れなくても押し運べます。
前庭と道路と二つの入口でおよそ30分。
残るアートガーデンと中庭と裏庭はやめました。
そこは時と自然に任せます。

松山さんの奥様も赤い防寒具で雪かきをしています。
いつにも増して寒い冬です。

   「今年は寒いね」「寒いですね」の交わされる久しぶりの雪かき  (居山聞涛)

雪中山茶花052

雪中山茶花053

雪中山茶花054

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ジョウビタキ(ふくら尉鶲) ~旧友からの電話~
- 2023/01/27(Fri) -
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昨日は今季一番の冷え込みだった。

高校時代の旧友から電話があった。
直接会って話をしたのは7年前の5月。
それ以来ということになる。
「頼みたいことがあって」と。
役に立てるのならと応じた。
彼が求めたモノをすぐに箱詰めして宅配便で送った。

ジョウビタキがいる。
常よりまるく膨らんで見える。
彼らも内側の羽毛に空気の層を作って今の厳しい寒さから身を守っているのだろう。
人がダウンを着るように。

   友から電話来てベータやVHSの話互いにレコードは未だ捨てられずと笑い (上武旋転子)


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スパティフィラム(Spathiphyllum) ~包むようなやさしい形の白い花~
- 2023/01/26(Thu) -
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私の部屋のテーブルの上には数年前に購入したスパティフィラムがある。
艶やかな緑の葉と白い花(苞)の取り合わせが美しいと。
でも咲いたのは買ったその年のみ。
以後は葉だけの姿。
株は2倍ほどの大きさになって成長しているのに。
なぜ?。
花が咲くための肥料不足か、それとも日光が足りないのか。
これまでも気をつけてきたつもりではある。
よくわからない。
今年こそ包むようなやさしい形の花にお目にかかれるといいのだが。

   「記録的な」という言葉どおり強烈に冷える静かにして温まっている  (居山聞涛)

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時の象(かたち) ~朽ちた切株と苔と茸~ 
- 2023/01/25(Wed) -
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7年前の夏に栃を伐った。

その切り株は朽ちて苔に覆われている。
それにたくさんの茸が生えていた。
形からしてサルノコシカケの一種だろうか。
それら三つが合わさる時の情景。

今日も夕食に茶碗蒸しが出た。

   時の象(かたち)となって栃の切株と苔と茸がある  (上武旋転子)

冬のキノコ052

冬のキノコ053

冬のキノコ054

栃の伐採

栃の切株1
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ドウダンツツジ(満天星躑躅の冬芽) ~旧友との思い出~
- 2023/01/24(Tue) -
ドウダンツウtジの冬芽051

たくさんの冬芽が揃い出て。
満天星躑躅も春待ちの様。
その時が来るまでと、今は固く閉じてはいるが。
それには秘めた熱量と意志を見る。

中に蟷螂の卵鞘が一つあって。
立春まであと10日。

   満天星躑躅は旧友との思い出の花である五月の   (居山聞涛)

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満天星躑躅の冬芽053

満天星躑躅の冬芽054
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オオイヌノフグリ(大犬の陰嚢) ~ところどころで~
- 2023/01/23(Mon) -
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一年で一番寒い時期を迎え、頬をなでる風は冷たい。
陽射しはあるものの、あまり気温は上がらない。

庭のところどころではオオイヌノフグリが咲いている。
まだ数は少ない。
でもこの青い花を見ると、春は遠くないことを感じる。

たくましく生きている小さな命たち。
見ている私を見守ってくれているよう。
見ている私に語りかけているよう。

    旧き友との語りの中で苦あり楽あり我が身の來し方を思う冬の日  (上武旋転子)

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オオイヌノフグリ053

オオイヌノフグリ054

オオイヌノフグリ055
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サザンカ(山茶花) ~山茶花はなぜサザンカか~
- 2023/01/22(Sun) -
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『山茶花はなぜサザンカか』(外山滋比古著)という随筆集がある。
一つの文章はどれも2頁で完結し、それが78篇収められている。
発行年からしておよそ30年ほど前に購入したと思われる。

本のタイトルにもなっている『山茶花はなぜサザンカか』については次のように解説する。
 山茶花という名自体が誤り。
 「山茶花は実はつばきの花なれども、古来、誤用し来れり」(『言泉』)
 「本来は茶梅と書くのが正しい」(平凡社『俳句歳時記』)
 古くはサンサカ、あるいはサンザカであった。
 それが「変化」し「転じて」サザンカになった。
 これは「音位転倒(メタセシス)」の例だと考えられる。

さて生垣の赤い山茶花はまだ咲いている。
ところどころには茶色くなったまま残った花や蕾も。

   チューリップ咲いたと一月の花便り目に見えて日脚は伸び  (居山聞涛)

山茶花はなぜサザンカか

山茶花はなぜサザンカか2

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山茶花054

山茶花055
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デンドロビウム・キンギアナム(Dendrobium kingianum) ~強い香りが広がる~
- 2023/01/21(Sat) -
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部屋にキンギアナムが放つ強い香りが広がる。
通常は2月に開花することが多いが、今年はやや早め。
2003年の夏、隣町の蘭植物園で小さな鉢植えを買った。
以来、毎年咲いてくれる。

葉の間から伸びた何本もの細い花茎の先に10数個ずつの花。
大きさは2㎝前後。
白一色に見えるが、目を寄せると、下の唇弁には細かな薄紫が散らばり、その奥にはレモン色も。
お月さんのような蕾もかわいい。

蘭植物園はそれから7年後に閉園となった。
株は何度か植え替えをして、大きくなった。

    「3時のバスに乗るから迎えをお願い」と旅から電話「分かった」と切り風呂を洗う   (上武旋転子)

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キンギアナム053

キンギアナム054

キンギアナム056
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