リコリス(Lycoris・ラジアータ) ~花も季節も動く~
- 2015/08/30(Sun) -
リコリスラジアータ150

最高気温が30℃に届かない日が続く。
昨日などは25℃と、ひと頃の最低気温に等しい。
肌も季節の端境期を感じる。

そんな変化に花たちのセンサーも動くのだろう。
秋の花が顔を出しつつある。
たとえば赤いリコリス。
すっと花茎が伸びてきたかと思ったら、あっという間に開いた。
ひらひらの花びらと長く飛び出す蕊がコラボして美しい造形を見せる。

さあ、私も動かなくては。

  淋しいぞ一人五本のゆびを開いて見る  (尾崎放哉)

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リコリスラジアータ 153
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バラ(ゴルデルゼ・GOLDELSE) ~彩りを楽しむ~
- 2015/08/29(Sat) -
ゴルデルゼ151

8月も末に入り、いくぶん暑さも和ぐ。
少しずつ花の彩りも増えてきた。

薔薇もまた咲き出す。
クロームオレンジ色はゴルデルゼ。
八重の落ち着いたやわらかな咲き姿がいい。

そばに玉虫を見つけた。
すでに死んでいた。
きれいだったので、持ち帰って部屋に入れた。
遠い昔の人はその羽を厨子の装飾に用いた。
私など、可能なら色形をこのままペンダントとかブローチに加工できればと思ったりもする。

   玉虫の羽のみどりは推古より  (山口青邨)

ゴルデルゼ152

玉虫151
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ハツユキソウ(初雪草・ユーフォルビア) ~いつまでも好奇心~
- 2015/08/28(Fri) -
初雪草153

小さな白い花は初雪草。
葉色は白と緑の涼やかなコンビ。
花言葉は「好奇心」。

見たい知りたいやりたいコウキシン。
年を重ねても失わないようにしなくては。
身のまわりのコト、モノに五感を働かせる。

   此あたり目に見ゆるものは皆涼し    (松尾芭蕉)

初雪草152

初雪草151
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シンテッポウユリ(新鉄砲百合) ~子どもと花と~ 
- 2015/08/27(Thu) -
シンテッポウユリ151

先日、安曇野いわさきちひろ美術館に行ってきた。

ちひろワールドのその色その表情その線。
ちひろの絵は詩でありメルヘンであり、子守唄であり人間愛の賛歌である。
久しぶりにピュアな世界にいざなわれる。

ちひろの絵にはこどもに添えて花が描かれていることが多い。
この白い百合なら、どんな言葉を語らせ、どのように配置し、どんな子どもを登場させるのだろう。

   手を頬に話きゝをり目は百合に  (高浜虚子)

シンテッポウユリ152
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バラ(薔薇・センチメンタルsentimental) ~雨の中の薔薇の花~
- 2015/08/26(Wed) -
センチメンタル151

雨です。
薔薇も雨の中です。
雨と薔薇が感傷を誘います。
想像の翼に乗って物語の中に身をおいたりします。
ふと、詩人の「薔薇」を思い出しました。

   「薔薇の散策」 大手拓次 36の薔薇より

  11 すぎさりし月光に漲る 雨の薔薇の花。
  12 吐息をひらかせる ゆうふぐれの 喘(あえ)ぎの薔薇の花。
  17  鵞毛のやうにゆききする 風にさそはれて朝化粧する薔薇の花。
  20 現(うつつ)なるにほいのなかに 現なる思ひをやどす 一輪のしづまりかへる薔薇の花。 
  22 朝な朝な ふしぎなねむりをつくる わすられた耳朶いろのばらのはな。
  32 けはひにさへも 心ときめき しぐれする ゆうふぐれのかぜにもまれる ばらのはな。

この斑入り模様のバラの名はセンチメンタルです。

   雨にあるバラの愁ひと感傷と  (あや)

センチメンタル152
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ニラ(韮の花・ふたもじ) ~夏も終わる頃の小さな情景~
- 2015/08/25(Tue) -
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小さな白い花。
かわいい星の花。
ふたもじ、ニラの花。

そそこへ虫たち。
いい香り?
いい味?

   思い出も一つ二つある韮の花  (あや)

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ニラ153

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コバギボウシ(小葉擬宝珠) ~蕾と花と、昨日の花~
- 2015/08/24(Mon) -
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昨日は処暑、暦は進む。
木陰に入れば、涼しい。
空気も入れ替わりつつある。

コバギボウシも小さな木の下。
ずっとずっと何年もの定位置。
そこがあっているみたい。
相性というもの。

花は下から咲いていく。
花びらには数本の紫の筋。
コバギボウシは咲けば散る一日花。
葉の上には姿を変えた昨日の花。
伸びた花茎には大きな蕾、小さな蕾。
最後の一輪まで見てやりたい。

   故郷にサシバの渡りゆく処暑の日   (あや)

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